出版社内容情報
蜜蜂が消えると世界が滅亡する? 突然の歯の痛みで飛び込んだ歯医者で薫は不思議な予言を受ける。著者新境地の幻想的物語。
池永陽[イケナガヨウ]
作家
内容説明
信じられないかもしれないけど、この東京の地の底には、ひとつの大きな町がすっぽりと納まっているの。突然の歯の痛みに飛び込んだ歯医者で、小柳薫は「蜜蜂がこの世からいなくなると人類は滅亡する」という不思議な予言を受ける。その日から、小柳薫の身に次々と不思議な出来事が巻き起こり、多田野黄昏という美女とともに昭和40年代の東京に迷い込むのだが…。
著者等紹介
池永陽[イケナガヨウ]
1950年愛知県豊橋市生まれ。岐阜県立岐南工業高等学校卒業。グラフィックデザイナー、コピーライターを経て、1998年『走るジイサン』で第11回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2006年『雲を斬る』で第12回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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