出版社内容情報
百貨店業界での生き残りを賭け、「仕入れ構造改革」に乗り出した三越伊勢丹――世界に通用する最高品質のモノづくりへの挑戦を描く。
大西洋[オオニシヒロシ]
三越伊勢丹ホールディングス社長
内田裕子[ウチダユウコ]
経済ジャーナリスト
内容説明
三越伊勢丹ホールディングス社長に就任して以来、大西洋氏は「仕入構造改革」をはじめ、次々と新たな改革に乗り出し、“殿様商売”然とした百貨店ビジネスの常識を覆してきた。そして、次なる改革のステージは、バイヤーやスタイリスト(販売員)が自ら産地に足を運んでの商品開発への挑戦。いちプライベート商品が一つのブランドへと成長した「ナンバートゥエンティワン」(婦人靴)をはじめ、ジャーナリストの内田裕子氏はプロジェクトの立ち上げからつぶさに取材。大西社長との対話を通じ、世界市場をも睨む三越伊勢丹のmade in Japan.のモノづくりに迫る!
目次
第1章 なぜ、三越伊勢丹はモノづくりに乗り出したのか
第2章 衰退の靴職人が「シンデレラストーリー」の主役へ―“ナンバートゥエンティワン”の大ヒット
第3章 日本製の糸で紡ぐ―ベビー肌着“キセット”
第4章 生地にストーリーを―尾州の毛織物
第5章 スピードよりも丁寧さ―流行ではなく本質で勝負する葛利毛織工業
第6章 世界基準のモノづくりを目指して―日本最高のシルクでパリで勝負する藤本商店
第7章 大西洋社長、大いに語る
著者等紹介
大西洋[オオニシヒロシ]
(株)三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長執行役員。(株)三越伊勢丹代表取締役社長執行役員。1955年、東京都生まれ。79年、慶應義塾大学商学部を卒業後、(株)伊勢丹に入社。紳士服の販売員からキャリアをスタートし、プロジェクト開発・店舗開発担当となり、この間、海外勤務を経験。2003年には新宿本店のメンズ館リモデル・オープンを成功させる。その後、執行取締役員などを経て、09年4月、伊勢丹常務執行役員と三越取締役常務執行役員を兼任
内田裕子[ウチダユウコ]
大和証券でトレーダーを経験後、広報部へ異動。同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、マーケット情報や経営者・アナリストとの対談番組へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを経験。2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
249641y
さくらぱぱ
nishiyan
とりもも