出版社内容情報
「現役時代の人脈は忘れなさい」「くだらない終活産業に騙されるな」など、老後をかっこよく愉しく謳歌するための知恵が満載の一冊。
【著者紹介】
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目次
第1章 かつての肩書きに執着するな(現役時代の人脈は全部忘れろ;仕事があれば死ぬまで続けろ ほか)
第2章 いい年だからこそ徹底的に遊べ(ギャンブルのスリルを知っておけ;いつまでも異性への興味をなくすな ほか)
第3章 「生老病死」にビクビクするな(「終活」なんて考えてどうする?;どんな死に方でもいいではないか ほか)
第4章 好きなようにお金を使え(自分で使えるお金がいくらあるか;面白くて楽しい高齢者になれ ほか)
第5章 一人時間を徹底的に愉しめ(夫婦はいつもべったり一緒にいるな;できるだけ一人行動を楽しむ ほか)
著者等紹介
川北義則[カワキタヨシノリ]
1935年、大阪府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。東京スポーツ新聞社に入社し、文化部長、出版部長を歴任。77年に同社を退社後、独立して日本クリエート社を設立する。出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などに執筆。講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
96
恰好の良い本です。頷ける事が沢山有りました。最早、実家の母に実践できることは限られているものの、間もなく(もう)現役引退世代の身には参考になる考え方があります。まぁ、何にしても『健康』と『そこそこのお金』が必要ではありますが・・『死ぬ時は一人だ』『ごたごた言わずに死んでいくのが一番いい。』『お金の使い方を間違えるな』全くですね~だが、この方の様に達観して、恵まれた老い方をしている高齢者ばかりではないのも現実。そろそろ真剣に夫の定年後を見据えた生き方を考える時なのかもしれない。良い時に巡り合えた本だった。2016/11/05
miww
76
なかなか面白かった。最近の「老後」に関する本はマイナスイメージのものが多い。私もそういう本を数冊読んで気が滅入っていたが、何とも前向きになれるエッセイでした。退職したらただの「高齢者」、過去の肩書きに執着したり上からものを言う人は当然嫌われる。歳を取ったらいろんな事を楽しみなさい。「本物を、実物を見なさい(芸術や景色)」「好奇心を高めるには世の中の流行に敏感でいる」「自分の年齢を受け入れた上で『少しでも恰好いい自分でいよう』と意識する」「基本何でも『ひとり』で楽しめる」など書き留めておきたいことが満載。2016/11/14
たか
11
将来を悲観しすぎずに、遊べるときに遊ぶ。これにつきる。2016/07/08
Humbaba
1
人は必ず年をとるし、年を取れば昔と同じようには動けなくなる。好みとか好まざるに関わらず、それは事実であり否定はできない。だからこそ無理に抗おうとするのではなくてそれを受け入れた上で出来ることをやる。そうして上手に行き方を変えることこそが上手く生きていくために大切である。2016/06/07
Great Eagle
1
意気な老人の書いたエッセイ本で面白かった。好きにお金は使え、一人で行動せよ、おしゃれせよ、趣味を持てなどなど定年退職後の充実した人生を展望すると、良い指針を与えてくれます。3年前にこの著者の本を読んでいました。2016/05/24
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