出版社内容情報
人間関係に悩む人に役立つ「マザー・テレサの言葉」とエピソードを、温かい絵とともに紹介。マザーに薫陶を受けた著者が書いた一冊。
【著者紹介】
カトリック宇部教会主任司祭
著者等紹介
片柳弘史[カタヤナギヒロシ]
1971年埼玉県上尾市生まれ。1994年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1994~95年コルカタにてボランティア活動。マザー・テレサから神父になるよう勧められる。1998年イエズス会入会。2008年上智大学大学院神学研究科修了。現在は山口県宇部市で教会の神父、幼稚園の講師、刑務所の教誨師(きょうかいし)として働く
RIE[RIE]
1982年大阪府堺市生まれ。2012年ANA創立60周年機体デザインコンテスト大賞を受賞。その他、個展等幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
84
とても素敵な本でした。日常に追われるように生活し、忘れがちな大切なことをそっと教えてくれます。疲れ果てて見失ったことがぎゅっとつまっていました。私たちは神様によって望まれて作られたこと、愛されていることを改めて気づかせてくれます。理想を求めて幸せを願ってしまうものですが、幸せはもう自分の手の中にあるんですね。今置かれていることを幸せと感じ、感謝しながら自分らしく生きること。それが輝きだと思います。2016/04/03
優希
71
再読です。日常に疲れてきた心に優しく染み渡りました。神様に大切にされているということを改めて気づかされ、大きな慰めです。自分の価値、生きること、そんな迷いの中に立たされている今、マザーの言葉と片柳神父のエッセイ、そしてRIEさんのイラストが愛おしくてたまりませんでした。誰が全てで、誰のために生きるか、それがきっと大切なのでしょう。2018/07/04
ゆう
39
「あなたはかけがえのない大切な人です」というメッセージを相手に伝えるには4つのポイントがある。1つ目は心の底から沸き上がる笑顔。2つ目はキラキラ輝くまなざし。3つ目は相手の言葉を一言もらさず聞き取ろうとする耳。4つ目は手のぬくもり。愛するとは目の前の一人ひとりを大切にするということ。「あなたは、あなたのままでいい。あなたのままで輝いて」マザー・テレサは私達にそう呼びかけています。2023/11/06
紫羊
18
片柳神父様のお説教が好きです。マザーテレサの言葉に片柳神父様のエッセイが添えられています。どの言葉もどのエッセイも、すっと心に響きます。あたたかいイラストにも心が和む、いつも側に置いておきたい素敵な本です。2016/11/16
otukisama
4
マザーの言葉を包み込むRIEさんの暖かいイラスト、マザーの言葉に添えられた片柳神父のエッセイ。三者の作品が見事に調和し優しく深い愛を奏でている。一つ一つの言葉が心の奥深いところまで染み込んでいく。帯で紺野美沙子さんが述べているように、人との関わりに疲れた時に手にする一冊に。2017/12/25