５５歳の男がゼロから海外で農業をはじめ、奇跡のワインを造った話

大沢 泰造【著】

ＰＨＰ研究所（2015/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 207p／高さ 19cm
• 商品コード 9784569828428
• NDC分類 588.55
• Cコード C0034

出版社内容情報

「9割失敗する」と言われながらも、未経験のワイン造りに挑戦。数々の賞を受けるまでに成長させた経営者が初めて明かす成功法則。

【著者紹介】
大沢ワインズオーナー

内容説明

「１０００円以上のワインは、売れない」そんな常識をくつがえす！「９割失敗する」と言われながらもワインを造り続け、数々の賞を受賞。快進撃を続ける経営者が初めて明かす、「夢」を「成功」に変える５つの要素。

目次

第１章　挑戦―チャレンジしなければ何も始まらない（突然のガン宣告、「人生は一度きり」；幼少時代に抱いた「海外ビジネス」への憧れ　ほか）
第２章　戦略―手間をかけなければ仕事じゃない（誰も到達できていないことに価値を見出していく；ソーヴィニヨン・ブランでイノベーション戦略　ほか）
第３章　人財―熱意があれば人は動く（人間関係の原点は妻へのプロポーズ；夢は人に語ることで実現に近づいていく　ほか）
第４章　継続―何事も続けることで進化する（仕事に必要不可欠な努力の継続；継続は人を向上させていく最良の方法　ほか）
第５章　夢―夢は叶えるからこそ面白い（世間の評価で夢を諦めてはいけない；ワインビジネスが持つ価値観の魅力　ほか）

著者等紹介

大沢泰造［オオサワタイゾウ］
昭和２６年３月９日、滋賀県坂田郡伊吹村杉澤（現在の米原市杉澤）にて生まれる。地元の小学校と中学校を卒業後、私立近江高校商業科を卒業。父親が経営する建設会社大沢興業株式会社に就職。道路舗装工事、土木工事の現場に携わりながら、営業を担当。常務取締役、専務取締役を経て、４５歳の時に父親に代わり、代表取締役社長に就任。その間に、不動産事業、培土事業、砕石事業、ソフト開発事業等の事業会社を設立、代表として事業の拡大を図る。現在は、自社不動産の管理とグループ会社の持ち株会社である大沢ホールディングス株式会社の代表を務めながら、妻が代表を務める株式会社メリーデイズ（「ローザンベリー多和田」の運営）を応援し、ニュージーランド農業事業会社Ｏｓａｗａ　ＮＺ　Ｌｉｍｉｔｅｄの代表として、ワイン事業に挑戦している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[baboocon]

55歳からニュージーランドで全く畑違いのワインづくりを始めた日本人の話。元々事業で成功していて資金もあったのは大きいだろうが、それにしても何年間も黒字が見込めないワイン事業を土地を購入して畑づくりから始めるというのはただならぬ覚悟だ。現地の人たちを信頼して任せるべきは任せる誠実さ。ようやくつくったワインが売れず大量に余っても、安易に安売りに逃げず品質にこだわってブランドを形成する姿勢は素晴らしい。惜しむらくは、ニュージーランドでの事業立ち上げ時の話をもっと詳しく書いて欲しかった。

2016/12/14

[さっちも]

努力と目標の大切さを教えられる。

2019/10/25

[キンセンカ]

年始に読んで気合い入れるにふさわしい本。

2016/01/02

[ゲン]

ワインビジネスとしても参考になる図書。 それ以上に生きる姿勢に学ぶ点が多かった。 以下、印象的な部分を引用。 新しいことに挑戦するとき「失敗を恐れず、目標達成のために効果的な行動を選択し、実行できる力」が必要。 人よりも努力することが最低条件。 継続するために明確な目標を持ち、やっていることを楽しむ。 限りある時間を意識し、明日の自分をイメージしておくことで効果的な行動に移せる 誰も到達できていないことこそに価値を見出せる（戦略、ブランディング）

2017/01/08

[kageyama]

失敗は成功のもととか努力を継続するとか精神的な話が多く、立ち上げから安定した黒字を得るまでの話はほとんど描かれていなかった。55歳の男とはいうものの開始時点で資金力のある社長であり、現地でワイン造りを任せられるスタッフがいるので参考になる部分も少ない。成功した社長さんの伝記という以上の価値を見いだせなかった。

2018/11/27