PHPビジネス新書<br> 「名目GDPって何?」という人のための経済指標の教科書

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PHPビジネス新書
「名目GDPって何?」という人のための経済指標の教科書

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569827551
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C1234

出版社内容情報

CPI(消費者物価指数)、名目GDP、経常収支……日経新聞等でよく目にする「経済指標」の読み方・活かし方を丁寧に解説!

【著者紹介】
経営コンサルタント、(株)小宮コンサルタンツ代表

内容説明

ビジネスパーソンが最低限おさえておくべき「経済指標」をやさしく解説。日経新聞や経済ニュースの数字の読み方・活かし方がこれ1冊でマスターできる!

目次

プロローグ 「経済指標」を見るときの五つの心得―数字をもとに「経済の先を読める」ようになるには?(どうすれば「経済が分かる」ようになるのか?;心得1 数字の「定義」を学ぶ ほか)
第1章 「アベノミクス」の3年間を数字で検証―日本経済は本当に良くなったのか?(「異次元緩和」は、何が異次元なのか?;日銀が振る「打ち出の小槌」の仕組み ほか)
第2章 「激動の世界経済」を数字で検証―米国・EU・中国経済は、この指標を必ずチェック!(米国編;EU編 ほか)
第3章 厳選!これだけは知っておきたい重要指標42―その指標で何が分かる?そこから経済をどう読む?(日本経済全体を知る経済指標;日本企業の活動状況を知る経済指標 ほか)

著者等紹介

小宮一慶[コミヤカズヨシ]
経営コンサルタント。株式会社小宮コンサルタンツ代表。十数社の非常勤取締役や監査役・顧問も務める。1957年、大阪府堺市生まれ。1981年、京都大学法学部卒業。東京銀行に入行。1984年7月から2年間、米国ダートマス大学経営大学院に留学。MBA取得。帰国後、同行で経営戦略情報システムやM&Aに携わったのち、岡本アソシエイツ取締役に転じ、国際コンサルティングにあたる。その間の1993年初夏には、カンボジアPKOに国際選挙監視員として参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

83
経済を読み解くうえで重要となる経済指標を解説した良本。"指標の意味を深く知るには数値だけではなく、算出式を理解すること"いうのには、ハッとした。◆アベノミクスを指標で検証する。◆世界経済を指標で検証する◆重要経済指標422019/11/27

645TJC

10
企業経営はマクロ経済の流れに大きく左右される。言い換えれば的確な経営判断を下すためには、社会の流れを的確に把握する必要がある。そのために注目すべき指標は何か?がわかりやすくまとまっている。ビジネスは過去、現在の状況を正確に把握し未来を予測する事から始まる。そのためにはそのビジネスに多大な影響を与えるマクロ経済の動きを抑えなければ適切な経営戦略は実施できない。経済指標に精通するためには、定義を学ぶ→基準を持つ→定点観測する→関連づける→仮説構築の流れを繰り返す。経済の仕組みをより深く理解したい。2015/12/12

koheinet608

7
基本的な経済指標(名目GDPや消費者物価指数)は意味だけでなく、算出方法も知っていた方が良い。そして一番重要なことは、メディアの情報を鵜呑みにせず、自分で一次資料から、必要とする情報をエクセル等を使って、統計グラフを作ることだと思う。最近は、株価の高値、いざなぎ景気超え、まるで日本経済が良いように言っていますが、日本の名目GDPは、この20年【全く増加していない】ことがわかる。この20年の構造改革は、いったい何だったんだろうと思う。全企業の売上高利益率も実は下がっている。こういう情報はメディアは言わない。2017/11/17

3
数字の定義を学ぶ・数字の基準をもつ・数字を定点観測する・数字と数字を関連づける・数字をもとに仮説を立てることで経済を俯瞰してみれるということが書かれている。過去に日経の読み方でも同様のことが書かれていた。名目GDPを主題に置くのは別として、日本の名目GDPが約500兆円で、米国・EU・中国の名目GDPを合わせると世界の約6割となるおよそ45兆ドルになる。日本の貯蓄率は2014年で0.6%とアメリカの1/6である。シェールオイルは先ほど読んだ池上彰さんの本にもヒューストンが書かれていた。2016/11/04

K.T

3
安定の小宮先生品質。今回も非常に平易な文章で分かり易くポイントを教えて頂いた。なるほど、恥ずかしながら表題の意味含めて諸々知らなかった事ばかりでした。こういうのをマクロ経済というのだろうか?大変勉強になりました。日経の月曜に出てる指標はこれまた小宮さんの別の著書で紹介されてたので数年前から一部のみ見続けてたけど、これを読んで他の指標も定点観測しようと決意。年齢、地位共に仕事もミクロからこういう大局観を持って臨まなければと思っていた所だったので、いいきっかけになりました。オススメの一冊です。★★★★★2016/06/29

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