PHP新書<br> 優しいサヨクの復活

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PHP新書
優しいサヨクの復活

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  • サイズ 新書判/ページ数 179p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569827292
  • NDC分類 304
  • Cコード C0231

出版社内容情報

いよいよ右翼の時代が終わり、左翼の時代が来る? かつて「サヨク」論でデビューした文壇の大御所が現代社会のジレンマを語り尽くす。

【著者紹介】
作家

内容説明

安保法制をめぐって近年にない政治運動が巻き起こった日本。なかでも学生たちによるデモ活動は社会に大きなインパクトを与えた。彼らの素直な感性が国を変えていく力になる、とかつて『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビューした現代を代表する作家は指摘する。国家が暴走を始めたとき、一見時代遅れにも思えるサヨクが真の価値を発揮する。戦後日本における右・左の対立軸、日本国憲法の本質、隣国との付き合い方から転換期を迎える資本主義社会のサバイバル術までを、本書は豊かな想像力で描いていく。政治家にも評論家にも語りえない、作家ならではの現代日本論。

目次

第1章 戦後七十年とサヨクの価値
第2章 憲法に背くメリットなど何もない
第3章 アメリカは信用できる相手か?
第4章 隣人との付き合い方
第5章 資本主義の彼岸へ
第6章 若者はいつだって困難な時代を生きる

著者等紹介

島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。83年大学在学中に書いた『優しいサヨクのための嬉遊曲』が芥川賞候補となり、作家デビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞。92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞。2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。10年下半期より芥川賞選考委員を務める。現在、法政大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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harass

63
2015年の本。この作家がこんな題の本を出していることだけを覚えていて、図書館で偶然見つけて機械的に借りる。雑誌連載や新聞記事から再構成したものらしい。ちょっと読んでギブアップ。本当にこの作家が書いたのかと疑問に感じるぐらいの内容の政治批判の読み物。ネット新聞雑誌で掃いて捨てるほどのレベルにしか思えないのだが…… 個人的にレビュを書くに値する本しか借りない読まないようにしていて、ひどいのに当たった場合は書かないで済ますポリシーだが、自戒も込めてあえて書く。近年この作家がパッとしないのもわかった気もする。2018/07/22

starbro

53
前作「虚人の星」と同時並行に書かれていた政治的エッセイ。サヨクらしく今の右化した政治に一石を投じる内容となっています。今の政権は政府に従わない人物を排除する動きがあるので、島田雅彦には気をつけてもらいたいと思います。近い将来、SEALDs推薦で島田雅彦が参院選に立候補したら投票してしまうかも知れません。また島田雅彦は法政大学で教えているので、講義を聴講してみたいなぁ!2015/12/09

とくけんちょ

37
いったい何を言いたいのかがよくわからない。国家的な規模では不安を煽り、個人レベルの話では夢見がち。現実は、小説ではない。混同しているのでないとすれば、考え方が非常に甘い。余ったものをシェアする、出来るだけ自給自足する、理想はわかる。残念な気持ちだけが残る。2018/12/05

ophiuchi

13
不平等社会への不平不満が為政者・経営者などに向かわずに、自分より下層だと思える人たちに対するバッシングという形になってしまっているという指摘は的を射ている。原発や安保法制反対デモなどを受けて書かれた本だが、デモそのものや冷水を浴びせた石破や橋下の発言をマスコミがスルーしたことなどで「サヨクの復活」は幻に終わったか?2017/03/15

いのふみ

7
また島田さん、無茶苦茶いうんだろうから、五割引きぐらいで聞いとかなきゃと思って読んでいたら、なんだろう、すごい筋が通ってた。安倍側よりすごいまとも。憲法九条を盾に、政府は世界の紛争の調停役を買って出、自衛隊は災害復旧や、橋や学校を建てたりしてプレゼンスを上げればいい、にすごく納得。2015/12/21

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