PHP新書<br> 古代史の謎は「鉄」で解ける―前方後円墳や「倭国大乱」の実像

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古代史の謎は「鉄」で解ける―前方後円墳や「倭国大乱」の実像

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569827285
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

古代の鉄の路を辿り、「ヤマト王朝は鉄の力で誕生」、「前方後円墳は鉄の交易市場」と看破。日本の「形」を決めたのは鉄資源だ。

【著者紹介】
元国土交通省港湾技術研究所部長

内容説明

船をつくるための鉄斧や武器となる刀の材料になるなど、鉄は古来きわめて重要な資源であった。紀元前から倭人は鉄を朝鮮半島から輸入していたが、1~2世紀に、『後漢書』などが伝える「倭国大乱」が起こる。著者はこれを、高句麗の南下によって起こった「鉄の爆発」を伴う社会変革だと考える。それ以降、日本に遊牧民の文化である「光る塚」がつくられ、「鉄の集落」が全国で形成された。やがて前方後円墳が大量に築造されるが、あの不思議な形状は鉄の交易に関わる秀逸なアイデアの賜であった―。船と港の専門家が、鉄の交易に着目し日本の原像を探る。

目次

第1章 鉄を運ぶために生まれてきた海洋民族「倭人」
第2章 「倭国大乱」前夜の日本海沿岸「鉄の路」
第3章 高句麗の南下によって生まれた「倭国大乱」
第4章 「倭国大乱」の実像と発掘された「鉄の路」
第5章 「倭の五王」時代の鉄取引
第6章 高句麗と倭国・大和の戦い―負けるが勝ち
第7章 解けた前方後円墳の謎―古墳は鉄の公設市場
第8章 「現場の常識」で歴史を見直そう

著者等紹介

長野正孝[ナガノマサタカ]
1945年生まれ。1968年名古屋大学工学部卒業。工学博士。元国土交通省港湾技術研究所部長、元武蔵工業大学客員教授。現在、水辺観光・津波防災アドバイザー、NPO法人「水の旅人」主唱。公務員時代は広島港、鹿島港や「第二パナマ運河」などの計画・建造に従事。ライフワークは海洋史、土木史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

42
図書館本。読みにくい文章で、話は飛ぶしくどいし、独断が多く、誤字脱字も多く、読むに耐えない。けれど踏ん張って読んだ。百済や加羅から多くの渡来人がやってきて列島の原住民を駆逐したとか、高句麗や新羅から遊牧民が関東地方に多く渡来したとかはわかる。正しいだろう。前方後円墳は朝鮮半島の円墳と遊牧民族の方墳の合体形だというのももしかすると正しいと思うが、だけど前方後円墳が鉄の交易場って……はあ? 疲れた。古代史の謎のいくつかは「鉄」で解けるかもしれないが、「鉄」だけでは絶対に解けないと思う。2019/02/28

fseigojp

29
古代史の謎は海路で解けるの姉妹版 古墳を里程標や道の駅のような存在としてとらえるユニークな視点が面白い2015/11/30

なつきネコ

16
しかし、古代史の本を出す人は癖が強い。古代史の定説の弱さが癖をだすんだろうな。古代日本はほとんどが海面の中にあった事から、船の道を繋げていた倭人。古墳や神社を繋げると海路になる。鉄の道の学説はする面白い。古墳が墓以外に使われた。そう言えば綱野さんも中世の墓の上に市が開かれていた話を思い出した。なんでも聖域と言ってる綱野さんと同じ事を言っているのは同時に聖域と実用性が両立してるのかもしれない。海を行き来し大陸と繋いでいた日本人はロマンがある。2018/05/16

鐵太郎

12
「鉄」というより交易路で見直した日本の古代史。「倭国大乱」や「古墳の使われ方」、「瀬戸内海航路」についての新解釈、倭国と大和の違い、負け続けて最後に勝った日本。面白い解釈ですな。いくつか引っかかるところはあるけど、こういう解釈もありかな。2015/12/15

nori

9
Extrinsic idea for ancient Japan. I could not understand that 瀬戸内海 was not passage of sea in era of 邪馬台国, while sea route in 山陰 were established where strong wind blown in winter. He said 神功皇后 is not 卑弥呼 but mergo of 斉明 and 持統 however 古事記 is existed. 2017/10/04

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