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カラー版ナルニア国物語 銀のいす

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001163742
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

級友のユースチスにさそわれ、願いのことばを唱えてナルニアにきた少女ジルは、長いあいだ行方不明になっている、航海王カスピアンの息子、リリアン王子をさがしだすよう、アスランから命じられます。ジルとユースチスは、沼人の泥足にがえもんといっしょに、北へ北へとつらい旅をかさねることに。巨人族のすむ北方の荒れ地国で、また地霊たちのすむ地下の国で、三人はいく度となく、おそろしい目にあい、ゆくてを見失いそうになります。

著者等紹介

ルイス,C.S.[ルイス,C.S.][Lewis,C.S.]
1898‐1963。アイルランドのベルファストに生まれる。オックスフォード大学で学び、1925年から54年まで同大学で英文学を講じた。この間に、J.R.R.トールキンらと「インクリングス」というサークルをつくり、作品を発表しあった。54年、ケンブリッジ大学教授となる。「ナルニア国物語」最終巻『さいごの戦い』で、カーネギー賞を受賞

瀬田貞二[セタテイジ]
1916‐79。東京生まれ。東京帝国大学で国文学を専攻。戦後、『児童百科事典』(全24巻)の企画編集をはじめ、子どもの本の創作、翻訳、昔話の再話、評論などで幅広く活躍した。著書に『落穂ひろい』(毎日出版文化賞特別賞受賞)『絵本論』、訳書に、トールキン『ホビットの冒険』『指輪物語』(日本翻訳文化賞受賞)、など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

27
読破。年代記的に『朝びらき丸東の海へ』に次ぐ作品。今回はカスピアン王の治世の最期。たった1人の王子リリアンが行方不明になった後のナルニア国に、前作で初登場のユースチスと同級生のジル・ポール(女の子)が、アスランの密命を帯びてやってきます。前作でこの世界のある意味厳しさを知ったはずのユースチスですが、今回もその性根は相変わらず、鼻持ちならない態度。しかも一緒のジルもユースチスに対抗するように生意気。こんなんで大丈夫なのか? まぁ、何だかんだでアスランの密命を果たすべく、二人は北に向かうことに。(続く)2012/08/12

19
シリーズの中でいちばん好きかもしれない。先入観がないのですんなり読めた。ペペンシー兄妹がいないのが残念だったけれど、ユースチスが精神的に成長していて驚き。ナルニアでの冒険は誰もを強くする、不思議な魔法。自分としては泥足にがえもんの名前が、繰り返さずにはいられないリズムでお気に入り。本当にいくら想像してもしきれない壮大な物語。2014/01/18

ぼんくらぼん

13
【「瀬田貞二」生誕100周年記念読書会】ナルニア国物語その④。学校友達のジルを連れてナルニアにもどったユースチス。行方不明になっている王子を見つけ出すため泥足にがえもんとともに四つのしるべをたどります。2016/12/26

サン

8
ナルニア国物語四作目。三作目の続きとなる物語。ユースチスとジルがナルニア国よりも北に位置する巨人の国を目指します。泥足がいいキャラクターで、頼りになる!次作への伏線もあるみたいで楽しみです。2017/03/27

読書実践家

8
巨人の登場。面白い。ファンタジーの豊かな世界を味わえる。辛い労働の場面も次の展開が楽しみに思える。2016/04/06

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