優位戦思考に学ぶ 大東亜戦争「失敗の本質」

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優位戦思考に学ぶ 大東亜戦争「失敗の本質」

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569827261
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0030

出版社内容情報

大東亜戦争は本当に「無謀な戦争」だったのか? 節目となった海戦と陸戦での現実の失敗を論じ、それぞれの「勝機」と「教訓」を示す。

【著者紹介】
東京財団特別顧問

目次

第1章 大東亜戦争は「愚かで」「無謀な」戦争だったのか
第2章 「戦争目的」「戦争設計」を日本の勝ち戦から学ぶ
第3章 日本外交「失敗の本質」
第4章 満州事変以後の「イフ」を思考する
第5章 日本は何のために戦い、何を得ようとしたのか
第6章 優位戦思考があれば日本は勝てた
第7章 未来は過去からやってくる

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。多摩大学名誉教授。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター理事長、東京財団会長などを歴任

上島嘉郎[カミジマヨシロウ]
ジャーナリスト。1958年、長野県生まれ。愛媛県立松山南高等学校卒業。フリーランスを経て、91年に産経新聞社入社。サンケイスポーツ編集局整理部を経て95年に退社。『月刊日本』創刊編集を務める。98年、産経新聞社に復帰。以後、雑誌『正論』編集部、2005年に『別冊正論』編集長、06年11月に『月刊正論』編集長に就任。10年9月まで月刊と別冊の編集長を兼任(総括編集長)。同年10月より雑誌『正論』編集委員兼別冊編集長。14年7月、産経新聞社を退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

11
膨大な資料と自らの体験も踏まえ、第2次大戦での日本の失敗を多方面から検証。失敗は隠したり見ぬふりをすれば、また同じ事を繰り返す危険が…新事実が次々公開されてきている今こそ、もう一度過去を見直し学ぼう。国家の指導層が日本人と非日本人の思考の違いを理解せず度々外交を失敗、日本人独特の庇い合うという”美徳”が、リーダー層の小集団内で発揮され、せっかくの現場の臨機応変な素晴らしい活躍を無駄にし、結局国益を大きく損なってしまった。 外国からの工作を差し引いても、優位戦志向であれば、もっと柔軟に有利に動けた…2018/05/07

T坊主

9
1)日本人は大東亜戦争から教訓を学んでいるのだろうか、疑問である。2)今だ国連では敵国条項の解けない日本、それ程欧米はまだ日本を恐れているの?そうだよね、嫌がらせをはねのけながら経済は世界3位、世界最大の貯金。3)国家の指導者は、国として後に引けないような正義を振りかざすな、これは与野党にも言える。4)大東亜戦争の失敗は根本的なところで持っていた戦争像と実際にやった戦争とが全然違っていた。機略と構想が富んだ逞しいリーダーシップを発揮できる政治と軍事の指導者が持てなかった。年功序列の尊重、適材適所の不採用。2016/05/14

hdo obata

7
日本がなぜ先の大戦に突入したのか?それは国際政治上、孤立したからと思う。一番の痛手は日英同盟の解消であろう。情報戦に弱い事、プロパガンダ戦に中国にしてやられた結果、国際世論を味方につけられなかった。統治機構の方では「統帥権干犯」問題である。これで政治が軍事にコントロールできなかった。陸海軍の戦争目的が違っていた。日本の生死を賭けた戦争をそれこそ効率的に行えなかった。その結果310万の日本人がなくなったのである。小生なりのこの本の総括が以上となります。 2019/07/30

hdo obata

7
この本の目指すものは「戦後レジームからの脱却」、言い換えれば「東京裁判史観」の呪縛からの解放であろう。近代日本の歩みの日本人による「総括」がこの本である。もう一度読もう。「未来は過去からやってくる。」2016/02/27

templecity

4
欧米キリスト教では、白人だけが神から授権され、それ以外の人種は奴隷との教えから南北アメリカ大陸やアジアでも先住民を虐殺したり略奪したりして植民地として支配してきた。それを解放したのが日本であると撃墜王坂井も述べていた。第二次大戦後70の国が新たに国際連合に加盟したがイスラエルなど2国を除きすべてアジアアフリカの国々。日本が白人の国と闘って勇気を与えたのが原因の1つ。(続きあり)2019/01/18

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