出版社内容情報
量子論的思考から、心の奥深い領域に踏み込んで行くと宗教に辿り着く。そこで著者が発見した神の心の正体とは。
【著者紹介】
京都大学名誉教授
内容説明
「宇宙の意思」が今、人間に求めるものとは?見えない世界の扉を開け放ち、人類の未来を見せる奇跡の書。
目次
第1部 「人間の心」こそが「宇宙の心」である
第2部 電子は心を持っている
第3部 科学実験で証明する電子の心
第4部 神の心の発見―量子論的唯我論と宗教の融合
第5部 宗教とは、神と人との心の交流手段
第6部 死の受容と輪廻転生―死生観
第7部 いかに生きるべきか―第二の心の文明ルネッサンスの指針
著者等紹介
岸根卓郎[キシネタクロウ]
京都大学教授を経て、京都大学名誉教授、南京経済大学名誉教授、元佛教大学教授、元南京大學客員教授、元The Global Peace University名誉教授・理事、文明塾「逍遙楼」塾長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかぴ
19
量子論でいう波と粒子の関係性が心と物質の世界と同じであること。ありがとうございました。2022/01/25
あっきー
15
✴3 人間の見ているこの世の存在の状態はそれとは別の場所のあの世での存在との重ね合わせの状態(状態の共存性)になっていて、私たち人間の心がそれを見た瞬間にその共存状態のどちらか一つに決まる(波動の収縮)、この世は私たち人間の心とは無関係に存在しているのではなく私たち人間の心が電子の心を通じてこの世を創出している2020/01/16
しびぞう
2
理系の学者に作文力を求めてはならないと頭ではわかっているが、これは果たして本なのだろうか。2016/03/17
KAN
1
「量子論」から解き明かす~に魅かれて読み始めた。論文的というか、論理的に展開していく文章なので、その単語・文章に込められた意味・論理を追っていくのにかなりの洞察力が必要だと思った。読むのに時間がかかったが、まだ表面的にしか本書の内容を理解できていないのだろう。 再読はもう来年になりそう。論理的でないものを文章化することはやはり難しいと感じる。2015/12/24