出版社内容情報
柳井正が語る仕事に必要な4つの力とは?
ユニクロ幹部社員が使う門外不出のノート。
欄外に気づきを書き込めば、自分だけの一冊に。
「自分で完成させていくノート」
このノートのコンセプトです。
このノートは、これから経営者になる人のために、ぜひ知っておいてほしいことを書き記したものです。
しかし、完成させていくのは、読者である、あなたです。
ビジネスをする人にとっての勉強というのは、勉強したことを実践してはじめて意味があります。単に知識量を増やすだけの「お勉強」には意味がありません。(中略)
欄外に空白を贅沢に取ったのは、あなたのこの本との対話を書き記しやすいようにするためです。
どんどん線を引き、どんどん書き込み、たくさん汚して下さい。(中略)
このノートを踏み台にして、あなたに柳井正を超えていってもらうこと、それが私の心からの願いです。(「本ノートの使い方――まえがきに代えて――」より)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
73
経営者に必要な四つの力、「変革する力」「儲ける力」「チームを作る力」「理想を追求する力」について、それぞれ柳井流の考え方と具体例を示した本。余白が多めにとってあるので、自分の考えを明文化させるのに良い。また、章末には、四つの力を身につけるために心がけるべき点について、何ができていて何ができていないかを自己評価し、半年ごとにどうだったか振り返る欄がついている。読むだけでなく、考え、実践し、書き込みで一杯にすべき本だった。2016/08/31
桜井葵
65
経営者になるためのマインドセット本。ワーク形式になっているので経営者を目指す人には役立つ内容。ユニクロ柳井さんの頭の中を覗き込みたいなら読んでみる価値あり。経営者になるためは4つの資質が必要。①変革する力(イノベーター)②儲ける力(商売人)③チームを作る力(リーダー)④理想を追求する力(使命感)それぞれを章立てて解説されており経営者になる思考法をワーク形式で深めていくことができる作品。2019/08/05
速読おやじ
31
「経営者」と書いてありますが、どんな層のビジネスマンが読んでもためになります。元はユニクロ社員向けの資料だったようです。「会社にとって一番大切なのは使命感」であるとの言葉には勇気をもらう一方で相当な覚悟もいるなと実感。そして「社会に貢献できる企業だけが生き残れる」と。とにかく1ページ、1ページの内容が濃過ぎて、何度も何度も読み返す必要があるような本です。そしてそんな読者のために丁寧にも各ページにノートのような余白が沢山あり、章毎にワークもあります。まさに研修テキスト!これはバイブルになりそう。2016/07/21
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
26
2015年のこの時期にも読んでいました。2021/12/23
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
22
ユニクロでは、このノートを配布し現場責任者までがこの内容を読んでいるという事で、理念や理想の浸透に本気で取り組んでいる事を伺わせます。2015/09/18