出版社内容情報
創業回帰の日立、未来を重視して戦略フロー思考を実践したオムロンなど、目先の利益追求からの脱却に成功した企業を丁寧に分析。
【著者紹介】
ビジネスコンサルタント
内容説明
かつての日本企業は世界にも稀な「経営家族主義」を実践し、厳しい競争を展開しつつ不思議な秩序を保ち急成長を遂げた。これをマネジメント1.0と名づけるなら、次代の「秩序なき競争のみの時代」はマネジメント2.0となる。利益第一主義、成果主義が蔓延し、長い目で見れば「その場しのぎ」としか思えないような手も打ってしまう。その反省から生まれた経営が「マネジメント3.0」である。創業当時の方針に回帰した日立、「敗北宣言」を出し顧客中心マーケットに移行したキリン…。変革を遂げ、社会から必要とされる本当の強みを獲得した企業から、これからの経営を学ぶ。
目次
1 創業回帰―ケースワーク・なぜ日立はよみがえり、ソニーは凋落したのか
2 戦略フロー思考―ケースワーク・オムロンはどん底の中でなぜミッションを変えたのか
3 グローバル化とインテグリティ―ケースワーク・日揮はなぜグローバル化に成功したのか
4 マーケティング―ケースワーク・キリンはアサヒに負けてこれからどうするのか
5 アライアンス、M&A―ケースワーク・菱食のバリューチェーンはなぜ失敗したのか
6 現場と人材育成―ケースワーク・デンソーは苦しい中でなぜ技能学校を捨てなかったのか
7 IT、そしてエピローグ―ケースワーク・みずほはなぜシステムダウンをくり返したのか
著者等紹介
内山力[ウチヤマツトム]
1955年東京都生まれ。東京工業大学理学部情報科学科卒。同校を卒業後、日本ビジネスコンサルタントへ入社。その後退職してビジネスコンサルタントとして独立。(株)MCシステム研究所代表取締役。元産業能率大学大学院MBAコース非常勤講師、中小企業診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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