出版社内容情報
緑上ミクはバーチャルアイドル・ミカリの中の人(声優)。「ミカリは売れているがミクは売れていない」という状況にもやっとしつつ奮闘。
【著者紹介】
ボカロP
内容説明
ミク×声優×アイドル!?ワタシ、声優でトップ目指します!大人気バーチャルアイドル『ミカリ』の中の人を務める緑上ミク。彼女自身のインディーズデビューが決まったものの、次々と降りかかるトラブルのストレスでついつい甘いものを食べすぎてしまい…!?新人声優ミクの奮闘する日々が始まる!!
著者等紹介
ヤスオ[ヤスオ]
ボカロP。2007年10月に初音ミク楽曲『えれくとりっく・えんじぇぅ』をニコニコ動画に公開して活動を開始。アップテンポなポップソングをはじめ、バラード、トランスなど幅広いジャンルの楽曲を手掛け、多彩な音楽性で数々のヒット曲を生み出している
高円玲音[タカマドレイン]
小説家。同人活動を経てライターとなり、2014年に『サンドリヨン』(PHP研究所)でメジャーデビュー。ファンタジーからコメディまで多彩なジャンルを書き分ける新鋭作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白雪ちょこ
7
まず、この歌がどうやって物語になるのかが気になっていたが、内容的には上手くまとまっていたかなと思う。 新人声優として頑張るミクの葛藤と成長が主に描かれているが、ツッコミのセリフが基本多めだったため、もう少し省けば簡潔にわかりやすくなっていたようにも思える。 亜北ネルや弱音ハク、重音テトなどといった多方面によるキャラクター達も沢山出ているにも関わらず、そこまで深い路線を張っておらずさらっと過去が出ていたため、もう少し上手く書いて欲しかった。 全体的には、楽しく読める作品となっている。 表紙と挿絵も可愛い。2022/01/23
葛野桂馬@時津風@ハスター
7
久しぶりのボカロ小説。こういうのは歌をどうやって物語化するかというところが一つのポイントだと思う。色々な表現、アイデアがあることは重々承知しているけれど、僕は元になった歌が「歌」として物語の中心にあるのが好きかな、やっぱり。店頭で見かけたときは「この歌をどうやって小説にするのか」と頭を捻ったけれど、いい感じにまとまったんじゃなかろうか。2015/07/20
ネギトロ丼390円
3
ミクが好きすぎて暴走してるルカしか印象に残っていない……(^^;;もうネギトロは公式でいいじゃん。あとはリンの扱いがひどかったような……(´-ω-`)2015/07/11
かのん
1
曲は可愛い感じだからふわふわーとした雰囲気の本かと思ったらめっちゃコメディーだった。 個人的にはめっっっっっちゃツボで面白くて何度もよみかえしてる🥺 ただ人を選ぶ本なのかなという気もする。雑食オタクとしては大満足だった!