PHPビジネス新書<br> ビリー・ビーン 弱者が強者に勝つ思考法―メジャーリーグの名物GM

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ビリー・ビーン 弱者が強者に勝つ思考法―メジャーリーグの名物GM

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569824321
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C1234

出版社内容情報

ブラッド・ピット主演映画『マネー・ボール』のモデルとなった伝説のGM。弱小球団アスレチックスを常勝軍団に変身させた仕事術とは?

【著者紹介】
経済・経営ジャーナリスト

内容説明

選手の総年俸が最下位レベルの貧乏・弱小チームをメジャー屈指の常勝軍団に生まれ変わらせた男!映画『マネーボール』のモデルとなったメジャー球団GMの「革命を起こす仕事術」

目次

第1章 「変化」を武器に対抗する―貧乏球団が金持ち球団になぜ勝てたか(「同じやり方をしたら必ず負けてしまう」;「本当のリスクは従来のやり方を踏襲することだった」 ほか)
第2章 「能力」の常識をくつがえす―難あり選手がスター選手になぜ勝てたか(「データは、勝利に結びつくものとそうでないものを峻別した」;「マイナスの要因も、われわれからしてみれば解消が可能だった」 ほか)
第3章 「黒字をつくる交渉」に徹する―不利が有利になぜ勝てたか(「ひとまず持ちこたえられるチームをつくっておけばいい」;「大事なのは個人を復旧することではない。集団を復旧することだ」 ほか)
第4章 「自分こそ主流」になるまで続ける―少数派が多数派になぜ勝てたか(「プライドをしっかり持たないと、あるいは捨てないと、正しい選択を貫けない」;「数字を見れば一目瞭然だ」 ほか)
第5章 「全員が強いチーム」をつくる―弱小組織が運命になぜ勝てたか(「トップダウンを目ざしている。それが仕事だ」;「私の任務は、チームをプレーオフに連れてくることなんだ。そのあとは、単なる運だ」 ほか)

著者等紹介

桑原晃弥[クワバラテルヤ]
1956年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立。人材採用で実績を積んだ後、トヨタ式の実践と普及で有名なカルマン株式会社の顧問として、『「トヨタ流」自分を伸ばす仕事術』(成美文庫)、『なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか』(PHP新書)、『トヨタが「現場」でずっとくり返してきた言葉』(PHPビジネス新書)などの制作を主導した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

24
経験は大事だが、経験に伴う山勘やら甘ったるい感情やらはいらない(52頁)。投手の責任:奪三振、与四球、被本塁打(69頁)。 ビーンのトレードの原則:①改善は常にプラス、②必要に迫られたら手遅れ、③選手の価値を正確に 把握、④自分たちが本当に必要なものを探せ、⑤メディアは勝手に騒ぎ立てる(154頁~)。 ビーンが信じるのはそこにある数字(188頁)。お金を得ることよりも世界の変革を願う人間が、 本当に世界を変革できる。お金に人生を左右されたくない生き方は弱者に不可欠な誇りを示す(205 頁)。 2015/06/03

糜竺(びじく)

22
予想以上に面白かった。これまでの野球の固定概念、先入観を打ち破り、サイバーメトリクスというやり方でチームを強くしたビーンは大したものだと思った。目から鱗が落ちる内容もあり良かった。2021/03/16

Taizo

5
映画「マネーボール」でも有名なビリービーンがいかにして球団再生をしたかその言葉を引用しつつ、ビジネスへの応用を考察した本。 僕自身このエピソードはとても好きで、セイバーメトリクスには非常に関心を持っている。今まで勘違いしていたけど、ビーンのすごいところは統計学を用いたことではない。それを現場に落とし込んだことだ。この本を読むとその手腕がよくわかる。 ただ単に「出塁率が大事」ということは誰でもできる。ビーンがすごいのはそれを現場に徹底し、トレードする手腕も持ち合わせていたことなのだと思った。2019/09/22

Gamemaker_K

5
『マネーボール』を丹念に読んだので、それで事足りる、かな。知恵が足りない、というのは簡単なもので。2015/08/21

夜郎自大

4
マネーボールの記憶を辿りつつ読む。「プライドは持ち続けるか、捨て去るか」「データを提示することで主観で凝り固まった思考をほぐす」「相手を否定するのではなく、より魅力的な案を提示する」と言う所は、読むまで認識にはなかった。自分の読解力の無さを感じた。マネーボール読後の見解を擦り合わせるのには丁度良いかもしれないが、この著者は全く取材せず、外部の記事だけ集めて面白そうなところを少し掘っただけ。至って表層的な見解を読むに発想の貧困さを感じるが、だからこそビリービーンの勝利だけへの拘りぶりが際立って印象に残る。2019/04/29

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