少年皇族の見た戦争―宮家に生まれ一市民として生きた我が生涯

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少年皇族の見た戦争―宮家に生まれ一市民として生きた我が生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569824284
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

皇族として生まれて海軍兵学校に学び、戦後、一企業人を経て、伊勢神宮宮司を務めた著者が、皇族、戦争、日本のことを綴る珠玉の書。

【著者紹介】
元皇族、元伊勢神宮宮司

内容説明

皇族として海軍兵学校に学び、ビジネスマンとして戦後を生き、そして伊勢の神宮大宮司を務めて―激動の日々、そして思いの丈を語り尽くした珠玉の書。

目次

第1章 久邇宮家に生まれて―幼少時代(久邇宮の祖、(中川宮)朝彦親王のこと
幕末の動乱と、孝明天皇の突然の崩御 ほか)
第2章 戦争と皇族―私の海軍生活(皇族の男子は軍人にならねばならなかった;戦争反対に努力された皇族たち ほか)
第3章 戦い終って―靖国神社と皇籍離脱(旧制高校から新制学習院大学へ;反感を持たれたショック ほか)
第4章 私の会社員生活―海外駐在の思い出(海運会社に進む;算盤を弾いて給料をもらう楽しさ ほか)
第5章 伊勢の神宮―大宮司として触れた神道の心(青天の霹靂に驚いたが;大祭で祝詞をあげて ほか)

著者等紹介

久邇邦昭[クニクニアキ]
昭和4年(1929)、東京府東京市生まれ。昭和10年(1935)4月、学習院初等科に入学。昭和20年(1945)4月、海軍兵学校(77期)へ入校し、終戦を迎える。昭和22年(1947)10月、皇籍離脱。昭和27年(1952)3月、学習院大学文政学部政治学科卒業後、飯野海運に入社。昭和39年(1964)、川崎汽船に移籍。太洋州総支配人、取締役欧州アフリカ総支配人などを歴任後、川崎航空サービス代表取締役に就任。平成2年(1990)より神宮大宮司を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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椿

12
旧皇族の戦前・戦中の生活に興味があって。家系図を付けてほしかったなぁ。2016/09/14

鈴木貴博

1
久邇宮家に生まれ、皇族として少年時代を過ごし海軍兵学校で学び、皇籍離脱後は会社員として過ごすほか元皇族として神宮大宮司などを歴任してきた著者の回想録。自身が成長してきた時代に対する所感、いろいろと言われる久邇宮三代に対する家族としての思いなど、興味深く読む。2024/02/07

すいか

1
戦争経験者としてごく当たり前の考え方も現代日本では非常にリベラルに見える。いかに社会の右傾化が進んでいるのかよくわかる。2015/11/23

チョビ

0
久邇香水の息子さんで、香淳皇后の甥の方の一代記。戦後の一族にとってはマイナスの歴史を、自分のサラリーマン出世でオブラートに隠していて、だんだん面白く無くなる(笑)。兵学校に行っていたキャリアからも「一市民」としての一言に関しては、二枚舌な部分もありサラリーマンでうまくやってたんだろう、ということがよく分かる。そもそもご勤務されていた会社が因縁の仲なんだから、もう、笑うしかない。2015/07/30

はちがみっつ

0
戦前は皇族として海軍学校で学び、戦後皇室離脱に伴い、会社員、神宮大宮司と役目を果たした筆者の、回顧録。 戦争について、海外を回った会社員としての広い視野での思想、更に神道と世界的な宗教観など、中々深い考察だった。2023/09/25

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