出版社内容情報
どうすれば人は動くのか? 織田信長、上杉鷹山、孟子などから指導者としての見識や経営の要諦を明かす。山本日本学の名著を復刊。
【著者紹介】
評論家
内容説明
山本日本学のエッセンスが集約された「リーダー論」の名著、待望の復刊!リーダーは危機に立つとき、どうあるべきか?織田信長、上杉鷹山、石田梅岩、渋沢栄一、孟子らの先達の思想と行動から指導者としての見識や経営の要諦を明かす。
目次
第1部 企業家精神(織田信長―創造のための破壊;住友友信―慎重、用心第一の処世訓;上杉鷹山―すべてを生かす経営革命)
第2部 行動規範(北条泰時―権威なき支配力;鈴木正三―日本資本主義の精神;石田梅岩―町人の哲学)
第3部 柔軟発想(渋沢栄一―産業の総帥としての挑戦;福沢諭吉―断絶なき思想;三野村利左衛門―情報収集と組織づくり)
第4部 人間知(論語―秩序づくりの規範;孟子―リーダーの条件と資質;貞観政要―人材を見分けるポイント)
著者等紹介
山本七平[ヤマモトシチヘイ]
1921(大正10)年、東京に生まれる。1942(昭和17)年、青山学院高等商業学部を卒業。1958(昭和33)年、山本書店を創立。山本書店店主として、おもに聖書関係の出版物の刊行を続けるかたわら、評論家としても活躍。その日本文化と社会を分析する独自の論考は「山本学」と称される。1991(平成3)年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takam
4
山本七平氏が好きなリーダーを紹介する内容。徳川家康を除く。日本の人気あるリーダー、織田信長から福沢諭吉、孔子や孟子といった中国の著名な思想家について山本氏の独特な視点でまとめている。また、指導者といえるのかわからないが、鈴木正三と石田梅岩の思想についてもまとめていて、日本社会におけるエートスの源についても論評している。2019/05/06
moleskine_note
3
リーダーにもいろいろなタイプがいるなあ。自分に合うタイプを見つめなおすのにはいいかもしれない。2015/04/25
Takam1
1
52017/07/27