世界の未来は日本次第―「BtoB」、そして「BtoG」へ

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世界の未来は日本次第―「BtoB」、そして「BtoG」へ

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569823409
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

出版社内容情報

国内生産への回帰、インフラ輸出の急増、新たな稼ぎ頭になる特許ビジネス――「日本大復活」が始まった! 両論客が読み解く新潮流。

【著者紹介】
国際エコノミスト

内容説明

国内生産への回帰、インフラ輸出の拡大、特許ビジネスの急増。「日本大復活」が始まった!世代を超えた両論客が読み解く“新・世界秩序”

目次

第1章 「アベノミクス信任」で大復活する日本(アベノミクス批判ばかりで対案がまったくなかった野党;飯島勲内閣官房参与のシナリオ通りに事が運んだ ほか)
第2章 いよいよヤバイ韓国経済(POSCOは新日鐵との裁判で負けるとわかっている;日本製レールがなければ世界中の鉄道が動かない ほか)
第3章 「中国崩壊」はカウントダウンに入った?(中国政府が国際金融資本の信用を失い、キャピタルフライトが本格化する可能性も;造船業が壊滅状態でもシッピング・ローンが組めない ほか)
第4章 二〇一五年の世界経済と日本経済はこうなる(原油価格下落をめぐる国際社会のせめぎ合い;シェールオイル採掘にはプラスとマイナスの両面がある ほか)
第5章 日本なしでは動かないグローバル経済(日本のインフラ輸出額は二〇一二年の三倍となる九兆円に;インフラやプラント分野では世界全体が日本に頼るしかない ほか)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年、京都府生まれ。大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、1963年から評論活動を始める。以後、その優れた先見力と分析力で、つねに第一線ジャーナリストの地位を保つ。1983年、『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で第3回石橋湛山賞受賞

渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。内外の経済・政治情勢のリサーチ分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

11
長谷川慶太郎、渡邊哲也両氏は私がウオッチしている人たちの方達です。確かにある部分では日本は世界に誇る産業、業界、技術が沢山あり今後もそれらを維持、発展させていけば日本はある意味安泰でしょう。その為には、特に中小零細企業での後継者の育成と助成、更に教育制度の改革、充実が必要ではないか。生活保護でも高年者は別にして、若中年者には生活保護費の代わりに伝統技術、専門技術につかせて支給するような模索が必要ではないか。準公務員にして最低生活費を支給してもよいのではないか。但しそこにはきちんとやる人を対象とすべきですが2015/12/05

BluePlanet

10
★4.1 2015年3月10日発行。全編が長谷川氏と渡邉氏の対談本で、とても読み易い。それにしても長谷川慶太郎氏は1927年生まれで、今年88歳。すごいですね。構成は1章がアベノミクス、2章韓国経済、3章中国経済、4章2015年の世界経済と日本経済、5章が日本なしでは動かないグローバル経済とそれぞれ非常に判りやすく、様々な例を持ち出し解説。デミング博士は生前NYUで講義を受け、教科書にサインを貰ったが、アメリカ人にはあまり知られてなかったんですね。日本のオンリーワン企業には、これからも期待したいですね。2015/12/12

jj

5
約1年前に著された内容であり、現在においての検証が可能でとても参考となりました。インフラ整備の必要性から重厚長大産業への回帰も納得できます。中長期計画の必要な国内インフラ整備、例えばリニア計画、整備新幹線、高速道路整備など将来のインフラ整備への財政出動をすべきという声もありますよね。特にモノづくり日本の価値/実力の再認識ができとても楽しめました。2016/04/16

Lila Eule

5
本書でも実態例の説得力に感服です。重工業の日本の力は日本のメディアではわかりませんが、著者の長年の観察に驚くばかりです。韓国、中国の実相も生産現場で起きている事例で端的に推察ができ、そうなった価値観、国民性を正しく理解できた気がします。二国の破滅的未来予測は必然のようです。英国の国際力、金融力の源泉もよくわかりました。日本を安売りせず、知恵とシステムを高く売るのが懸案で、できない話ではないようです。日本は否応なく特異な分野で先端を走り続けなければ生き残れない宿命のようです。2015/06/28

霧島 那司

5
寸評「木も見て森を見るということ」 木を見て森を見ず、とは良く言うが、森を見て木を見ず、というパターンもある。 学者肌の方々は言うまでもなく、いわゆる「筋読み」系の法律畑の方もよくやる。 端的には「ディティール微かで筋論ズバっ」とやるわけである(容易ではないが)。 而るを、これは筋読み前提が違うと話が伝わらないのである(参考文献を読めで終わったり)。 翻って、本書は、筋読みもしつつディティールも押さえる、森も木も見て話をする形になっているため、読みやすく解りやすい。 読み筋についは結果をご覧じろ、とする。2015/03/08

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