出版社内容情報
精神科医の結論。日々の不安の根底にある根本的な疑問を解決する答えは、仏教の教えにある! 誰でも実践できる“行(ぎょう)”が人生を変える。
【著者紹介】
コロンビア大学名誉教授
内容説明
2015年は戦後70年。焼け野原から奇跡の復興を遂げ、経済のみならず、いま再び文化大国としても認められる日本。その歩みのなかで日本文化を広めた当事者こそ、コロンビア大学名誉教授のドナルド・キーン氏、セゾングループを率いて無印良品を興した堤清二氏である。戦後日本を代表する二つの知性が対話する本書では、クール・ジャパンの源流にある東山文化の神髄から、三島由紀夫をはじめ才能ひしめく戦後作家の人物評、先の大戦を経て昭和から平成にいたる精神史までもが語られる。巨人たちがどうしてもこれからの日本人に言い遺したかった、うるわしき戦後文化の本質とは。
目次
第1章 日本文化の勝利
第2章 東山文化からセゾン文化へ
第3章 三島由紀夫の世界的普遍性
第4章 昭和のコスモポリタンたち
第5章 日記文学の伝統を受け継ぐ日本
第6章 二十一世紀の美意識をはぐくむために
著者等紹介
キーン,ドナルド[キーン,ドナルド] [Keene,Donald]
1922年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学名誉教授。日本文化・文学研究者。第二次大戦後、コロンビア大学大学院、ケンブリッジ大学を経て、53年、京都大学大学院に留学。アメリカ帰国後、コロンビア大学で日本文学を教えながら三島由紀夫、川端康成など名だたる作家と交流を深め、古典から現代文学までを海外に紹介。62年、菊池寛賞、83年、山片蟠桃賞、国際交流基金賞を受賞。86年、コロンビア大学にドナルド・キーン日本文化センターを設立。2002年、文化功労者、08年に文化勲章受章
堤清二[ツツミセイジ]
辻井喬。1927年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。衆議院議長であった父・康次郎の秘書を務めたのち、54年、西武百貨店に入社。63年、西友ストアー(現・西友)社長、66年、西武百貨店社長に就任。実業家の堤清二としてクレディセゾン、良品計画、ファミリーマートなどセゾングループの代表を務める一方、辻井喬名で詩人・小説家としても活躍。2012年、文化功労者。日本ペンクラブ理事、日本文藝家協会副理事長、日本中国文化交流協会会長などを歴任。2013年11月25日逝去。享年86(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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