出版社内容情報
開創1200年、今なお日本全国・世界各地から多くの人が訪れる高野山の魅力と空海の名著・名言を紹介。そこには時代・信仰を超えた癒しが！
【著者紹介】
種智院大学名誉教授
内容説明
壇上伽藍から奥之院、厳選宿坊、丹生都比売神社まで、撮り下ろし写真で弘法大師の足跡をたどる！
目次
第１章 高野山の魅力大解剖―見学ガイド基本のキ（大門；壇上伽藍；中門 ほか）
第２章 著作で探る、空海さんの魅力大解剖（空海の生涯；三教指帰；弁顕密二教論；秘蔵宝鑰；般若心経秘鍵）
第３章 空海さん、珠玉の名言たち
著者等紹介
頼富本宏［ヨリトミモトヒロ］
１９４５年香川県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。種智院大学講師・教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。２００２年より種智院大学学長を務める。２０１１年より同大学の名誉教授。大正大学客員教授、種智院大学名誉教授、真言宗実相寺（神戸市）住職。１９８２年に朝日学術奨励賞、１９９５年に密教学芸賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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日向夏
7
高野山に行ってみて、さらに詳しく知りたいと思って司馬遼太郎の「空海の風景」を手に取ったら予備知識ほぼゼロだとなかなか厳しく、空海の生涯と、著作から考えを簡単に紐解いていく本書は基礎知識を得るものとしては、なかなか面白かった。2020/01/13
のし
6
写真で紹介されており、分かりやすく読めました。2017/10/28
Ami
1
軽い本でした。空海に興味があり詳しい内容を期待してたので拍子抜け。高野山見学ガイドはカラーで充実していたので、高野山に行く前にさらっと読むには良いかもしれません。2015/10/23
在我壷中
1
先日『仏教思想のゼロポイント』悟りとは何か、を。そして『空海と高野山』を、先般にはテレビ『ぶっちゃけ寺』？へも『高野山』を観たのでした。開創1200年と。しかし、我が国仏教とは現状現実『葬式仏教』（『日本仏教』と私には）『解脱』『涅槃』と『労働と生殖の禁止』＝『出家』を今は亡き者へと『出家』とは？と私には。『堕落する仏教』と『親鸞の罪』と『解脱』『涅槃』へは程遠いものと。今『信教の自由』『政教分離』とそんな中へ開創1200年仏教界のタイムリーヒットと評価は出来ると。ただ一言『神道に抱かれし仏教』と知れ！と2015/07/30
ハヤカワショボ夫
1
高野山開創1200年記念､頼富先生監修最後の遺作。高野山ガイド～空海さん（←「さん」付で親しみを込めて紹介）著作ガイド～空海さん名言ガイドの三部構成。写真やイラストが多いのですが頁数が少ないので気楽に読めます。でも内容は大事なポイントは押さえられ尚且つ著作に関して『三教指帰』はミュージカル、『弁顕密二教論』は開宗宣言、『秘蔵宝鑰』はロックを感じる、『般若心経秘鍵』は他の著作と比べ引用がないから我こそナンバーワン自信の表れ、「本の虫・空海」等豊富な例え話で空海を身近に感じることが出来ます。【図】★★★★☆2015/06/20
