日米の教育の違いから見えたグローバル・エリートの条件―何が「本物の人材」を生むのか?

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日米の教育の違いから見えたグローバル・エリートの条件―何が「本物の人材」を生むのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569822044
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

あのアベノミクスの生みの親が考える「真のグローバル人材」とは? 日米の教育の違いから部活動への疑問まで縦横無尽に語り尽くす。

【著者紹介】
イェール大学名誉教授

内容説明

浜田宏一の「体験的グローバル人間論」。「グローバル・エリートとは何か」特別対談収録。

目次

序章 館先生の助言、トービン先生の教え
第1章 グローバルである前に、君自身であれ―世界で戦うために必要なこと
第2章 真のエリート教育とは何か―エリートをうまく活用できる社会へ
第3章 グローバル・エリートとは何か―教育者、女性、学生との対話から考える
第4章 私が目指すグローバル教育―「ヴォーゲル・ハマダ塾」から「朝河・松本サロン」へ
終章 読者に

著者等紹介

浜田宏一[ハマダコウイチ]
1936年、東京都生まれ。内閣官房参与。イェール大学名誉教授。経済学博士。1954年、東京大学法学部に入学(1957年、司法試験第二次試験合格)。1958年、東京大学経済学部に入学。1965年、経済学Ph.D.取得(イェール大学)。1969年、東京大学経済学部助教授。1981年、同教授。1986年、イェール大学経済学部教授。2001年、内閣府経済社会総合研究所長。法と経済学会の初代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かに

4
「前提知識のない人達同士で議論を行っても意味はない」と大学で私は言っていたが、毎回「議論を行っているうちに知識は身に付く。」と反論されて話は終わっていた。 本書で、浜田さんが「専門知識のない議論は世間話」といった趣旨の内容を書かれていて非常に納得した。 世間話ではなく、議論を行えるようにインプットも欠かさずしていきたい!2015/04/27

Yaya

2
メモ:今、日本が国際競争力を持っている分野の多くがマンガやアニメなど、組織的な教育がなされてこなかった分野である。2017/02/24

kyomi

1
英語を使えることがグローバル化の目的ではなく、発信することをもつことが重要と説く。ダイバーシティーかぁ。個性を重視した教育は、PCを利用することでこれからはやりやすくなるんだろうなぁ。22017/05/25

千田義則

1
グローバル・エリートを前提とした教育論についての浜田宏一氏との対談本。対談者は、柳沢幸雄(開成高校校長)、林祐子(山口大学特命准教授)、笠井淳吾(開成高校からイェール大学)。要するに英語が出来るだけでは何もならないってこと。他の誰にも負けない専門分野が必要と説いている。2016/11/06

bluetrain02

1
一歩国外に出れば、英語なんて出来て当たり前の世界が現実としてあるのだ。英語なんて自分のアイディアを世界中の人に伝えるためのツールでしかない。大多数の日本人はそのツールである英語はおろか、伝える価値のある考えをそもそも有していない。グローバル化と言われる波が一気に押し寄せている昨今、このような現状で日本が世界を相手に渡り合うなど到底不可能である。自国をよく知り、自分の考えを持ち、それらを英語で発信でき、かつ世界を相手に戦う志を持つ、これらが出来て初めてグローバルエリートのスタートラインに立てるのだと思う。2015/02/28

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