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Wonderful Story

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569821511
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「犬」にちなんだペンネームに改名(!?)した5名の人気作家が、「犬」をテーマに読切短編を書き下ろし! 小説のアンソロジー企画。

【著者紹介】
作家

内容説明

昔話でおなじみの犬もいれば、地名の由来になった犬もいる。はたまた、悪者が連れてきた犬もいるし、人のために働く盲導犬や、やたらと見つめてくる犬も…。犬にちなんだペンネームに改名(!?)した人気作家5人による犬をテーマにした5つの物語。

著者等紹介

伊坂幸犬郎[イサカコウイヌロウ]
伊坂幸太郎。1971年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒。2000年に『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。04年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、08年に『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞と第5回本屋大賞をダブル受賞するなど、受賞歴多数

犬崎梢[イヌサキコズエ]
大崎梢。東京都生まれ。書店勤務を経て、2006年に『配達あかずきん』でデビュー

木下半犬[キノシタハンイヌ]
木下半太。1974年、大阪府生まれ。劇団『渋谷ニコルソンズ』主宰の傍ら、2006年に『悪夢のエレベーター』で小説家デビュー。脚本家、俳優としても活動中

横関犬[ヨコゼキイヌ]
横関大。1975年、静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年に『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー

貫井ドッグ郎[ヌクイドッグロウ]
貫井徳郎。1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞最終候補作となった『慟哭』でデビュー。2010年に『乱反射』で第63回推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

barabara

329
犬崎梢さんがよかった。木下半犬さんもドキッとしたがさすがのエンタメワールド。横関犬さんも短編ながらヒューマンがぎっしり詰まった珠玉の一編。アンソロジーの醍醐味はほのぼの〜できるところ!完2014/11/05

takaC

325
2話目は『よっつ屋根の下』で既読。他4話は初読。なかなか面白い企画でした。/ 伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」/ 犬崎梢「海に吠える」 / 木下半犬「バター好きのヘミングウェー」/ 横関犬「パピーウォーカー」 / 貫井ドック郎「犬は見ている」2017/05/26

kishikan

263
犬にまつわる話をちょっと弄れば犬という字に変換できそうな名前の作家5人が手掛けたアン「ワン」ソロジー。お伽話、作家の名前と話の舞台が似ているけど?ブラックユーモア、ラストはぐっとくる話、どんな時も見つめてくる犬、都合5編全て著者の特徴が活きており、とっても「ワン」ダフル!我が家の愛犬(柴犬)も、こんな風に活躍して欲しいな。とにかく、こんな企画をしてくださった友清さんはじめPHPさんに感謝。遅ればせながら、同様の企画で「幸」の字を持つ作家のアンソロジー「Happy Box」も手に入れたいと思います。2015/02/26

ちょろんこ*勉強のため休止中

263
犬をテーマにした5つのワンソロジー。と言っても犬は小道具として使われていたり、物語に華を添える程度の扱われ方の作品がほとんどだった。やはり犬は(可愛いけれど)、猫と比べて物語性が低いのだろうか。イメージも忠実、健気と固定されているし。そんな中、伊坂幸犬郎さんの作品は印象的だった。犬と真っ向から対峙しており、断トツで”犬度”が高い。古今東西の犬に関する物語が効果的に組み込まれており、軽妙洒脱で楽しい作品だった。最後の一文もウィットに富んでいて、思わずニヤリ。ぜひニャンダフル・ストーリーも読んでみたいものだ。2014/12/03

hiro

245
たのしい企画のすべて書き下ろしのアンソロジー。木下、横関、貫井さんは初読み。伊坂幸犬郎:いつも会話が面白い伊坂さんだが、『ガソリン生活』ではデミオ達、車同士が会話をしていたが、今回はもちろん犬たちの会話。もちろん面白さは変わらない。犬崎梢:このお父さんの職業ならば、銚子に行かず、都内で家族一緒に住めると思う。木下半犬:一番面白かった。この後、良子達が活躍する続編を読みたい。横関犬:たこ焼きとコーヒーは絶対合わないと思う。貫井ドック郎:これでラスト? これから読む方は、順番どおり読むことをお勧めします。2014/10/27

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