日本と韓国は和解できない―「贖罪」と「幻想」からの脱却

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日本と韓国は和解できない―「贖罪」と「幻想」からの脱却

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569820620
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0030

出版社内容情報

彼の国の「言いがかり」は慰安婦問題にとどまらない。「靖国」「竹島」「戦時徴用訴訟」などにどう対処すべきかを、両論客が提示する。

【著者紹介】
上智大学名誉教授

内容説明

あの国とは距離を置け!これは「ヘイト」ではありません。「事実」を根拠とした反論です。

目次

第1章 日本は韓国に「事実」を淡々と示せ(「君子の交わりは水の如し」でいい;ご機嫌伺いは百害あって一利なし ほか)
第2章 明らかになった「慰安婦強制連行」「河野談話」の虚構(悪意ある報道から始まった「慰安婦問題」;根拠不明な数字を並べて日本の責任を追及した植村隆記者 ほか)
第3章 自社の「誤報」「捏造」を糊塗する『朝日新聞』の卑怯な論法(談話が日韓の合作であったことが証明された;河野談話の誤りを正して真実を世界に発信せよ ほか)
第4章 自分たちの歴史を「被害者の歴史」としてしか見ない韓国人(「ワシントン慰安婦問題連合」の暗躍;対日非難の材料として利用された安倍・ブッシュ会談 ほか)
第5章 先行譲歩や摩擦回避によって日本が得るものはない(日韓両国のマスコミが伝えない「七恩」;「国語」「氏姓」を奪ったという非難は短絡的にすぎる ほか)

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ4州の大学で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.Phil.(1958)、Dr.Phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞受賞

呉善花[オソンファ]
1956年、韓国・済州島生まれ。韓国で女子軍隊経験をもつ。83年に来日し、大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。その後、東京外国語大学大学院修士課程(北米地域研究)を修了。98年、日本に帰化する。現在、評論家。拓殖大学国際学部教授。遠州流茶道教授。著書に『攘夷の韓国 開国の日本』(文春文庫、第5回山本七平賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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TheWho

13
元上智大学教授の渡部昇一と韓国生まれの帰化日本人の日本評論家で拓殖大学教授の呉善花の両論客が、隣国韓国の病理を言及する一冊。日韓関係が戦後最悪になった現在、何故この様な状況を招いてしまった原因に、朝鮮民族のメンタリティーを理解しなかった日本の対応が一因にあると云う。おそらく朝鮮民族と付き合う術は、古来から支那がやっていた恫喝外交しかないであろう。本著で新たな発見はないもの渡部昇一が言及する「日本は君子として振る舞い、小人のレベルの交わりにまで程度を落としてはいけない」には共感させられた。2015/07/18

くりりんワイン漬け

8
他国のことよりも、先ずは日本政府、メディアのあり方に不安と恥ずかしさと悔しさを強く感じた本でした。最近朝日新聞だけが店頭にないことが少しは民意の結果の一部なんだろうか。2016/10/08

エックスマス

3
70年戦争は知らなかったな思わず笑ってしまった。韓国とは和解出来ないと言うよりは和解する必要ないですね。2014/10/11

バリバリブーン

0
本書の趣旨は、巻末にある「先行譲歩や摩擦回避によって何が得られたか、また、何を失ったか。このことをきちんと考え直してみることです。」という呉氏の言葉に集約されていると感じた。 これこそ、漠然と抱いていた日本外交に対するイメージであったため、どこかストンとはまるものがある。 本書では、「河野談話」の談合、「慰安婦問題」の顛末など、普段触れることが少ない情報が多く紹介されている。 今日の日韓問題は、韓国に対する日本政府の過剰ともいえる期待に端を発しているようで正直ショックを受けた。2015/05/09

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