出版社内容情報
ワシントンの専門家が「ウクライナの次に危険なのは日本」と明言しはじめた。アメリカの劇的な変動が招く危機を知らぬは日本人だけだ!
【著者紹介】
ハドソン研究所首席研究員
内容説明
「尖閣を守る」を信じてはいけない。米国民の61%がオバマは嘘をつくと考え、ワシントンの軍事専門家の多くは「ウクライナの次に危ないのは日本」だと言い始めた!
目次
第1章 米・中のバブル崩壊は先送りされる
第2章 ロシアがアメリカの核戦略を打ち破った
第3章 プーチン大統領は北方領土を返さない
第4章 オバマ大統領は戦争を始められない
第5章 アメリカがアメリカでなくなる
第6章 ヨーロッパがアメリカから離反する
著者等紹介
日高義樹[ヒダカヨシキ]
1935年、名古屋市生まれ。東京大学英文学科卒業。1959年、NHKに入局。ワシントン特派員をかわきりに、ニューヨーク支局長、ワシントン支局長を歴任。その後NHKエンタープライズ・アメリカ代表を経て、理事待遇アメリカ総局長。審議委員を最後に、1992年退職。その後、ハーバード大学客員教授、ケネディスクール・タウブマン・センター諮問委員、ハドソン研究所首席研究員として、日米関係の将来に関する調査・研究の責任者を務める。1995年よりテレビ東京で「日高義樹のワシントンリポート」「ワシントンの日高義樹です」を合わせて199本制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふぇるけん
9
通常の新聞報道等ではわからない、オバマ大統領の失策、議会との確執などが浮き彫りになる。安全保障面での米国の覇権が揺らいでいることはほぼ明らかとなっているが、外交面でも多くの国で大使が不在になっていたり、人材不足の感が否めない。日本としても、特に安全保障面で米国頼りの考え方から早急に脱却しなければならないことを痛感した。2014/12/22
telephone
3
アメリカが変質していることが時間できた。日本にとっても怖いことだ。2016/02/26
だろん
3
オバマ政権による米国政府のウリナラ化が著しい。日米安全保障条約の陳腐化は日本にとって危機だが、この危機に乗じて日本の国防のありかたを国民レベルで見直し、日本の核保有を検討すべき時がきている。そうすることで米国および国際社会に日本には一石を投じる役目がありそうだ。2014/11/06
jack
3
恐ろしい時代になるんだろうか。共和党には、がんばってほしい。☆4.22014/08/22
ポチ
2
面白かった。長年、アメリカの政界を取材してきた著者の豊富な知識に裏打ちされた、深い考察。2015/01/10
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- 和書
- 戦国史研究 〈第51号〉