出版社内容情報
憂鬱な日本を飛び出し、世界を隈なく見てきたからこそ素直に言える「この時代の日本に生まれてラッキー」。注目の若手起業家の初評論。
【著者紹介】
国際教育支援NGO「e-Education」創業者
内容説明
「日本に生まれて幸せだ」―世界を股にかける平成生まれの若手起業家は、心の底からそう感じる瞬間に出会った。「ネトウヨ」のような現象がある一方で、「ゆとり世代」と揶揄され、「かわいそうに」と憐憫の眼差しを向けられる20代前半の若者たちは、国に対して白けているとされている。その真相に当事者自身が迫る。経済的に墜ちゆく1990年、2000年代の日本を少年はどのように見て育ったのか。そして世界に出て数々の理不尽に遭遇し、日本人へのリアルな態度を味わって、はじめて客観的に日本の真の姿が見えてきた。箱庭にいるだけでは気づくことができない、ホンモノの「愛国」のかたち。
目次
第1章 僕たちは「ぶざまな大人たち」を見て育った
第2章 世界が僕にくれたホンモノの愛国心
第3章 英語ができないからこそ気づけたこと
第4章 日本の学校では教えてくれなかった世界
第5章 日本はたしかに世界から尊敬されている
第6章 「ゆとり世代」と呼ばれて
第7章 「国ではない」ソマリランドから日本を眺めて
著者等紹介
税所篤快[サイショアツヨシ]
1989年生まれ。東京都足立区出身。国際教育支援NGO「e‐Education」創業者。ロンドン大学教育研究所(IOE)修士課程在籍。2009年バングラデシュに渡り、19歳でグラミン銀行の研究ラボ「GCC」初の日本人コーディネーターに。同国初の映像授業「e‐Education Project」を立ち上げ、貧困地域の高校生を4年連続で国内最高峰ダッカ大学に入学させる。2014年世界銀行本部イノベーションコンペ最優秀賞を受賞、現在はバングラデシュ教育省と連携して同国全土への事業拡大をめざす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おさむ
BluePlanet
hayataka
しゅんぺい(笑)
toshokan-no-hito