出版社内容情報
最相葉月の原点と言える初エッセイ集の復刊。
【著者紹介】
ノンフィクション作家
内容説明
ベストセラー『セラピスト』『青いバラ』『絶対音感』の著者による初エッセイ集。ノンフィクション執筆の後日談、単行本未収録作品を加えて復刊。
目次
まえがきのあとで(飽和状態の頭のリラックス;頭がよくなるカレー ほか)
1(わが心の町大阪君のこと;側溝のカルピス ほか)
2(おシャカさまに近い人;遠距離の客 ほか)
3(テーブルマナー;歩きだす谷間 ほか)
4(壁の穴;ふくろふはふくろふ ほか)
あとがきのあとで(「絶対音感」で出会った音楽家たち;千二百字が生んだ物語 ほか)
著者等紹介
最相葉月[サイショウハズキ]
1963年生まれ。兵庫県神戸市出身。関西学院大学法学部卒業。会社勤務を経てフリーのライターに。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『星新一―一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞、日本推理作家協会賞、星雲賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんこ
20
クラフト・エヴィング商會装丁本。かねてより、最相さんの本は商會装丁のものが多くて気になっていました。ようやく巡り会えたので早速。静かな語りの中には、人生のおかしみの他に哀しみを感じました。最後の章のはなしはどれもこころに染み入りました。普通に生活していく中でも時々死を考えたり、寄り道や止まっているかのような時間について考えたり。最近こころが重かったので、すこしだけ軽くなった気がします。じっくり時間をかけて読みたい一冊。2015/09/24
遠藤直幸
3
仕事は待ってるものじゃなく、見つけるもの。きっと著者は真面目で美しいと思います。2015/04/29
とくま
2
×P22 エッセイ。2017/06/08
優しい月
2
最相さんは柳美里の『命』?シリーズの中のどこかにご夫婦で出てきた。著書は読んだことが無かった。つい最近、『セラピスト』を読んだ。この人のエッセイが読みたいと思った。今、一番気になる人。他の著作も読みたいと強く思う。2015/08/11
mako
2
一度絶版になった本が復活したそうです。 エッセイだった。 最相さん。わたしと近い気がする。図々しいけど。 なので、最相さんが近いという山頭火も読んでみようと思う。2014/10/27