出版社内容情報
「アイデアは移動距離に比例する」――一年間で地球を何週もする著者が足で稼いだ情報をもとに驚くべき近未来を予測する。
【著者紹介】
ハイパー・メディア・クリエイター
内容説明
とてつもない変化は、世界のどこかでもう始まっている。死なない人間、オミックス医療、資本主義3.0、デザインされる子ども、未来の音楽、ペタバイト、負の世界遺産、人工合成技術、空飛ぶ自動車、自分検索。最先端の人・モノに出会って導きだした未来のキーワード100。
目次
1 身体科学
2 科学
3 移動
4 スタイル
5 リスク
6 政治
7 経済
8 環境
著者等紹介
高城剛[タカシロツヨシ]
クリエイター、執筆家、DJ。1964年、東京都葛飾区柴又生まれ。日本大学芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」でグランプリを受賞。その後、メディアを超えたクリエイターとして横断的に活動。六本木ヒルズのCMやルイ・ヴィトンのアニメーション映像制作をはじめ、ナイキ・エアマックス、ソニー・AIBOなどの話題の商品の立ち上げにも携わる。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
108
表題にあるように2035年の世界を、身体科学・科学・移動・スタイル・リスク・政治・経済・環境の8つの分野に分け、100項目語る未来予測本。1つ1つの項目は短いため、全部を通して読まず、気になるトピックだけ読むのもあり。多岐に渡り予測を立てている著者の知識には脱帽。全ての予測が当たるとは思わないが、大きな視野を持っておくのが大事なのだなと感じる。伊達に世界を飛び回って仕事はしていない。数年置きに未来予測本を出してるようなので、出版された暁には読んでみたいと思った。次はどんな未来が考えられるのだろうか。2021/01/30
あちゃくん
46
八年前に書かれた本です。2035年の世界がどうなってるか、もちろんこの本に書かれてる方向に進んでいるなと感じられるものあれば、2035年までには実現できないと感じられたものもありましたが、どんな世界が実現するのか楽しみにしながらサバイブしてきたいと思います。2022/05/11
赤星琢哉
27
自分の頭で考え行動し勉強を怠らず、自ら未来の変化に対応していかなければならない。単純な仕事はほとんど機械に取られると言われるし、そうなると思っていますが、それは人間が人間らしいクリエイティブなことに時間を費やせる時代になるということなのでとてもウェルカムです。2015/01/05
ひよ亭
25
読んでいて希望より絶望を感じた DNA・AIどれをとっても夢があるようで諸刃の剣のような気がする。もちろん後半書かれている 今進めている事柄が無駄になることもあり得る。まあこの先 明るい未来は見えないけれど、知識として吸収できたことで どんなことが起こってもある程度の免疫が作れたかもしれない。2021/05/05
阿呆った(旧・ことうら)
19
沢尻エリカの元夫の著作。ハイパーメディアクリエイター(笑)と思いながら読んでいたけれど、日経産業新聞にも同じような内容が掲載されているのを、時々見かけたことがあるので、あながち荒唐無稽と笑い飛ばせない。大まかな流れとしては彼の言っている風になるのだろうという感じ。2015/10/10