出版社内容情報
超高齢化の中で、よりよく生きるために、また後悔しない最期を迎えるためにできることを、医師、宗教家がそれぞれの立場から考える本。
【著者紹介】
ノートルダム修道院シスター
内容説明
命と向き合う達人たちが語る「後悔しない生」のかたちとは?
目次
死を超えて信仰とともに生きるには?(渡辺和子)(父の死に立ち会うことができた「天のめぐみ」;人は生まれた瞬間から、死に向かって旅を始める ほか)
死ぬとき人は何を思うのか?(大津秀一)(死を受け止めるまで心はどう動くのか;残された時間を有意義にしようと思う人は後悔が少ない ほか)
心安らかな「平穏死」を迎えるために(石飛幸三)(延命治療の限界、生かされている老人たち;口から食べられなくなったら、どうするか? ほか)
「五感」で死を受け止めると見えるもの(青木新門)(映画『おくりびと』と『納棺夫日記』;死の間際、絶縁状態だった叔父の口から「ありがとう」 ほか)
“死に支度に向き合う”作法とは?(山折哲雄)(現代の日本人には死生観が欠落している;「生者」と「死者」とをつなぐ「きずな」をどう取り戻すか ほか)
著者等紹介
渡辺和子[ワタナベカズコ]
1927年、陸軍教育総監・渡辺錠太郎の次女として生まれる。1956年、ノートルダム修道女会に入りボストン・カレッジ大学院に学ぶ。ノートルダム清心女子大学(岡山)教授を経て、1990年3月まで同大学学長。現在、ノートルダム清心学園理事長
大津秀一[オオツシュウイチ]
1976年生まれ。岐阜大学医学部卒業。日本最年少のホスピス医(当時)の一人として日本バプテスト病院ホスピスに勤務後、入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所)に勤務し、がん患者・非がん患者を問わない終末期医療を実践。2010年6月から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属し、緩和ケアチームを運営している
石飛幸三[イシトビコウゾウ]
1935年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。外科学教室に入局後、ドイツのフェルディナント・ザウアーブルッフ記念病院で血管外科医として勤務後、東京都済生会中央病院勤務。30年にわたって頚動脈内膜剥離術など血管外科の発展に寄与する一方、慶應義塾大学医学部兼任講師として血管外傷を講義。東京都済生会中央病院副院長を経て、2005年12月より特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医
青木新門[アオキシンモン]
1937年生まれ。早稲田大学中退後、富山市で飲食店「すからべ」を経営する傍ら文学を志す。吉村昭氏の推挙で『文学者』に短編小説「柿の炎」が載るが、店が倒産。1973年冠婚葬祭会社(現・オークス)に入社。専務取締役を経て、現在は顧問。1993年葬式の現場の体験を『納棺夫日記』として著しベストセラーとなり全国的に注目される
山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年サンフランシスコ生まれ。東北大学文学部卒業。国立歴史民俗博物館教授、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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それいゆ
パフちゃん@かのん変更
ちゃんみー
いつでも母さん
chi.