PHP新書<br> 「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

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PHP新書
「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569818931
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0211

出版社内容情報

うつにならないためには「プレッシャーに負けない」ではなく「ストレスを逃がす」のが大切――。その方法論や発想法を精神科医が伝授。

【著者紹介】
精神科医

内容説明

いまや職場でも家庭でも「うつ」は私たちのすぐ隣にある。ますます社会が生きづらくなるなかで「メンタルの鍛え方」にも関心が集まるが、そこには大きな誤解があると著者はいう。「心の強い人」とはプレッシャーに打ち勝てる人ではなく、修羅場で「他人に甘えられる人」なのだ。しかし、わが国では心の病への基本的な知識が不足し、間違った処方箋が横行している。そもそも「うつ」とは何かという本質論、薬物療法やカウンセリングのウソ・マコト、ストレスとの付き合い方から、うつ社会に対して政治ができることまで、日本人を愛する精神科医が包み隠さず語った、まったく新しい「うつの治し方」。

目次

第1章 半沢直樹タイプは「うつ」にならない?
第2章 心に悪い12の「不適応思考」
第3章 そもそも「うつ」とはどんな病気なのか
第4章 「うつ」のメカニズムと薬物治療の真実
第5章 カウンセリングの「副作用」を知ろう
第6章 あなたのストレス耐性を上げる方法
第7章 政治がうつ社会に対してできること

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業。東京大学附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

136
⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 参考になりました。人間はみんな弱い人であり、気が弱い人だけが鬱なるというのはちがう。鬱にならない為に、泣きつける相手を見つけなければいけない。今の職場では無理かもなぁ^_^;最近、2時間置きに目覚めてしまってプチ不眠症。また、酷く鬱が再発してしまうのかなぁ〜2015/10/24

あみやけ

34
本棚にありました。7年くらい前に読んだようです。自分にはこの本に書かれている心に悪い「不適応思考」がたくさん当てはまることが分かりました。きっと、以前に読んだ時も感じたのだと思いますが。冷静に、物事を違う側面から見る習慣をつけた方がいいですね。これでは、不登校の子どもと同じです。あと、百を求めずに2択にせずに、様々な選択肢を考えることも意識したいと思いました。幸い、自分には話を聞いて甘えさせてくれる仲間が何人かいます。でも、甘えすぎないように、自分の努力も必要ですよね。うまくバランスをとれればと思います。2022/01/08

しょうご

14
「心の強い人」の条件は、「他人に頼ることができる」ことと、「メンタルに関する知識をもっている」ことである。「うつ」に関してどのように対処すべきかならないための思考法を知っておくだけで大きく変わってくるだろうなと感じた。これから本格的に仕事を始めていく人に特にオススメしたい。2015/03/24

しょうご

10
先行き不透明な今の時代だからこそメンタルヘルスに対する正しい知識を持つことは大事ですね。2020/04/29

銀の鈴

10
著者は一貫して、本書以外の本でも、うつ病の早期発見、早期治療の必要性を呼び掛けています。気合いが足りない、心が弱い人がなるんだ、等、まだまだ偏見に満ちた世の中です。うつの本はたくさんありますが、その中でも珍しく、和田氏は「まとも」(言葉が悪いかもしれませんが)な方だなあと感じます。うつ病で不安になったかた、手に取ると安心できると思います。2015/06/15

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