出版社内容情報
人類最古の栽培植物は? 植物の根に潜む、空気をパンに変えるしくみとは? 植物のすごい力と、それを利用した人間のドラマを語る。
【著者紹介】
甲南大学理工学部教授
内容説明
私たち人類と植物たちは、遠い昔から、お互いの能力を高めあいながらともに発展してきました。植物は人類の「最強の相棒」なのです。彼らの秘めた能力はすこぶる高く、あらゆる環境に適応して生き抜くことができます。「大根からキャベツを生やす」といった具合に、2本を1本につなげることも可能です。また、植物は私たちに食べ物や薬、役に立つしくみを提供してくれます。それにまつわる逸話として、本書では人類が最初に栽培した植物の話などを取り上げます。そして植物はその美しさで心を癒してくれます。本書では日本人が愛する花や木の話、日本原産とされる植物についても紹介します。
目次
第1章 相棒の誕生とその後の生き方(「植物系」とは?;四億年前の相棒の上陸 ほか)
第2章 信頼できる相棒の力(食糧として役に立つ植物たち;役に立つ植物たちの成分 ほか)
第3章 植物の力を生かす!(二本を一本につなげる!;相棒の力を生かす栽培の技術 ほか)
第4章 相棒との共存・共生(生活の中に生きてきた相棒;環境破壊は、誰を苦しめるか? ほか)
著者等紹介
田中修[タナカオサム]
1947年京都府生まれ。京都大学農学部卒業、同大学大学院博士課程修了。スミソニアン研究所博士研究員などを経て、甲南大学理工学部教授。NHKラジオ「夏休み子ども科学電話相談」に出演するなど、植物の生きざまや人間との関係について、テレビやラジオでわかりやすく解説している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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