出版社内容情報
子どもを「健やかな成長」に導く公文教室指導者の教育観、具体的な実践のあり様を明快に説き明かす。楽しみながら学ぶためには!?
【著者紹介】
ノンフィクション作家
目次
第1部 「認めて、ほめて、励ます」これがKUMONハート(自分で自分の道を切り拓ける子どもに;子どもの成長を長い目で見守る;子どもの可能性を心から信じて)
第2部 基礎力が子どもの成長を育む(自己肯定感が人の根幹をつくる;世代を超えて学んでいける喜びを;本との出合いは一生の宝物)
第3部 文化や環境を超えて(イギリス―教室に集う「34か国」の子どもたち;香港―競争社会の中で子どもたちの未来と向き合う;奄美諸島―思いはひとつ「島の子どもたちのために」)
第4部 子どもの未来は希望に満ちている(学びへの意欲が震災復興の希望;英語で子どもの夢をひろげていく;公文公がそのまなざしの彼方に見つめたもの)
著者等紹介
多賀幹子[タガミキコ]
東京都生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。企業の広報誌編集長を経て、フリージャーナリスト。ノンフィクション作家。ニューヨークとロンドンに計10年以上在住。現在も、国内はもとより、ヨーロッパやアジアにおいて、教育、女性、王室などを主なテーマに取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいつき
8
僕も公文に通っていたし子供も通っています。公文で身につけさせたいのは「自学力」。確かに学習塾で授業を聞いて「わかる」ようになるよりも、教室に入るや否やすぐにプリント問題を解き始めて「できる」ようになってほしい。その力を身につけるには公文式が最適だと思います。2015/05/27
TommaS
1
子供の話をよく聞き,よく観察し,出来るまで待つ。やる気を促し,自学する力を育むことの大切さが書かれています。指導者の皆さんの子供たちへの愛情も感じます。息子を公文に通わせたくなりました。2014/09/19
みんみん
0
この本は、公文式を客観的に評価している「なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?」とは異なり、完全な公文礼賛本です。公文教室を開いている様々な方へのインタビューと、いかに公文式が素晴らしいか、というのが主な内容です。その内容はさておき、公文教室を開いている方が大体皆様、子どもがいる母親なので、小さな子どもの親にとっては子育てに役に立つような内容が色々と記載されているので、子育て本としても楽しむことができました。公文式を真似する団体に対しては「真似をするのは、良いと理解しているからだ。」とさすがの一言。2018/07/29
Kitamuu
0
足に靴を合わせる教育。 失敗という字を経験と読む。本がある環境を用意しておくことから全てが始まる。根幹である自学学習の究極は読書なのかもしれない。子供に学ぶ。とは、子供に聞きなさい、子供をよく観察しにいというアドバイスだ。 2020/08/12