出版社内容情報
なぜ会議をしても何も決まらないのか。決める会議にするためにすべきことを図版を用いて詳細解説。無駄な会議がこれでなくなる!
【著者紹介】
日本総合研究所研究員
内容説明
対話・学習の場づくりを得意とし、創造的な意見を引き出すファシリテーター型コンサルタントが、会議で成果を生み出すキーパーソンに欠かせない6つの力―設定力、要約力、論拠検証力、構造化力、合意形成力、枠組み力―を発揮するための実践スキルを、余すところなく伝授する。「なぜか議論をまとめるのが巧い人」の秘密が詰まった一冊。
目次
第1章 ロジカル・ファシリテーションの入り口
第2章 結構大事な会議前の準備
第3章 一人ひとりの意見を正確に理解する
第4章 主張と根拠を引き出す
第5章 意見の関係を解きほぐす
第6章 合意を形成する
第7章 フレームワークを活用する
第8章 懐の深いファシリテーターになる
著者等紹介
加藤彰[カトウアキラ]
株式会社日本総合研究所総合研究部門社会・産業デザイン事業部マネジャー。NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー。京都大学大学院工学研究科修了。株式会社デンソーにて半導体研究に従事後、現職。中堅人材育成、および、主にヘルスケア分野の営業・マーケティング戦略策定、業務再構築、新規事業開発に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kana
21
ものすごく参考になる本。そんな読まないけど最近読んだビジネス書の中で実用度No.1です。提案事項が増えてきたり、不毛なミーティングを繰り返す人が身近にいたりしたことから、ファシリテーションスキルを振り返ってみようと読みました。合意を得るとかロジックの三角形とかベースは大学のディスカッションで訓練したことが詰まっていて懐かしい気持ちに。こうしたスキルをリアルなビジネスシーンで使うとしたらという応用方法がトレーニング問題付きで丁寧に解説されています。60分で読めても体得するには日々の積み重ねが大事になりそう。2015/10/31
ochatomo
11
図書館で目にとまり、入門として読む 論理的でない人も含めた多様な意見・発想を出してかみ合わせる技術 論点は問いで提示し、時系列で並べる等、初心者にわかりやすい 各章末にトレーニング問題があって自身で考える復習になる 紹介書籍も多い 論点への主張とその根拠を引き出す第4章が私には難しかった 60分ではとても読めず寝落ちを重ねながら読了 会議だけでなく自分で考える時も使えそう 2014刊2019/09/28
りー
11
受け答え例がギャグとしか思えない。ロジカルならいいってもんじゃねーぞ。2017/10/06
yoshi
5
ブックオフ110円コーナーで偶然見つけクーポン利用で10円。会議の効率と質を上げたい。内容はファシリテーションの種類やプロセスに忠実でかつわかりやすく図解もあり、シーンごとのテクニカルなアドバイスなどもコンパクトに収められている。また第4章や7章はまんまロジカルシンキングやフレームワークなどの教科書になるのでファシリテーターならずとも資料作成者としても役立つだろう。後輩の若者に紹介してあげようかな。2023/11/20
シカマル
5
ファシリテーションのポイントが学べる。図解で分かりやすくまとまっていた。実のある会議にするために活かしていきたい。2014/07/02