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プロ野球VSメジャーリーグ―戦いの作法

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569817989
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日米の野球を経験した著者が、投手、打者、チーム戦術などにおいていかに両者で違いがあるかを明らかにする。メジャーの見方が変わる。

【著者紹介】
野球解説者

内容説明

日本のプロ野球とメジャーリーグのスタイル、いわば「戦いの作法」には随所に相違点がみられる。本書では日米の野球を比較するとともに、「乱闘はボクシング」「オーナー不在だったエクスポズ」「ほんまにあったコルクバット」など驚きのエピソードも開陳。野球の見方に奥行きが生まれる一冊。

目次

第1章 野茂が教えてくれたメジャー精神(メジャーは遠い場所;上原と田澤の雑草魂 ほか)
第2章 メジャーリーガーはセコいのが嫌い(メジャーリーグのサインは単純;投手の癖はメジャーも見る ほか)
第3章 これがメジャーのカルチャー(投手は大きな背番号がステータス;打撃コーチはバッティング投手 ほか)
第4章 メジャーライフはこんなに楽しい(学校では教わらない英語;「来い」が伝わらない ほか)

著者等紹介

吉井理人[ヨシイマサト]
1965年、和歌山県生まれ。箕島高校卒。83年のドラフトにて、近鉄バファローズに指名されて入団。88年には、抑え投手として活躍し「最優秀救援投手」のタイトルを獲得。95年にヤクルトスワローズに移籍。先発としてチームの日本一にも貢献。97年オフにFA権行使。ニューヨーク・メッツと1年契約。98年、野茂英雄に次ぎ日本人メジャーリーガー史上2人目の完投勝利を挙げる。99年、ダイヤモンドバックスとのディビジョンシリーズ第1戦では日本人初のポストシーズン開幕投手となり、ランディ・ジョンソンと投げ合う。2003年に日本球界に復帰。08年から日本ハム一軍投手コーチ。10年同二軍投手コーチ。11年から再び一軍投手コーチを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むーちゃん

142
野球好きにはたまらない内容。実力がある人は日本球界が寂しくなるけど是非メジャーに挑戦してほしい。そしてNPBにも良い刺激が入れば良しだと思う。2017/04/16

katoyann

19
現千葉ロッテ・マリーンズの監督で、かつてNPBとMLBで活躍した投手だった著者がメジャーリーグに在籍していた5年間を振り返り、日米の野球の違いについて考察したエッセイ。個のパフォーマンスと成績を重視するアメリカでは犠牲バントを忌避する傾向にある。この例からも分かるように日本のようにチームワークや和を重んじる組織論はアメリカにはなく、個のパフォーマンスの集積にチームの結果がついてくるという考え方がアメリカでは優位になるという。著者が体験したコミュニケーション・ギャップのエピソードも面白く読めた。2023/08/29

水色系

16
現在千葉ロッテマリーンズ監督の著者。今度千葉に野球みにいくことにしたので読んでみた。メジャーでの経験談が面白い。日本は四番至上主義だが米国では三番打者が格上である場合が多い等、へえと思いながら楽しく読んだ。2023/07/22

おくりゆう

10
吉井氏による日米野球比較論。経験から語られる様々な違いは興味深く、ユーモアも交えながら、大切なことや吉井氏の野球観が伝わってくる一冊でした。個人的には将来、もう一度ユニフォームを着て欲しいと強く願います(出来ればハムで)。2014/06/07

mushoku2006

7
既に知っていた話もあったけど、面白い新知識を色々仕込めた楽しめました。 野茂さんがRやLの発音で苦しんで、注文するビールの銘柄を替えた話、カナダの入国審査の話が特に面白かったな。2014/06/05

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