歴史問題は解決しない―日本がこれからも敗戦国でありつづける理由

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歴史問題は解決しない―日本がこれからも敗戦国でありつづける理由

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569816876
  • NDC分類 209.5
  • Cコード C0020

出版社内容情報

日本が敗戦国から抜け出すためには何が必要なのか。新進気鋭の論者が歴史認識を根本から改める覚悟を日本国民にせまる戦慄の書。

【著者紹介】
憲政史研究者

内容説明

安倍内閣でも戦後レジームを覆すことはできない。学校では絶対に教えられない歴史講義。

目次

序章 安倍内閣が「歴史問題」を解決できない理由
第1章 近代の前提―歴史問題を解決させたくない
第2章 ウェストファリア体制と反近代の衝動
第3章 ヨーロッパ近代の成立と身勝手な「文明」の押しつけ
第4章 総力戦では歴史認識こそが最大の武器
第5章 日本は敗戦国から抜け出せないのか
終章 敗戦国から抜け出す方法

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
1973年香川県生まれ。憲政史研究者。1996年中央大学文学部史学科卒業。2006年同大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学。1999年より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え現在に至る。2012年希望日本研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

29
条約遵守能力: 他国との条約を第三者の介入を排して遵守できる能力(73頁)。無差別戦争観:戦争そのものに善悪の 区別はないと考える思想(82頁)。不法行為:賠償を求められる行為。国際法違反など。総力線:相手の総力を打倒する (170頁)。安倍首相の戦後レジーム脱却を欧米人が聞くと、ヒトラーのヴェルサイユ体制打破を想起されると自覚せねば なるまい(174頁)。自民族中心主義では独裁、戦争の素である。恐ろしい人を一日も早くなんとかしてもらいたい。 2015/04/05

出世八五郎

22
文庫版題名『日本人だけが知らない「本当の世界史」 なぜ歴史問題は解決しないのか (PHP文庫)』。本書は本当の世界史古代編やウェストファリア、ウッドローウィルソンなどの作品につながる大本になる。題名通り、歴史(認識)問題が解決しない理由が書かれていると思ったが、それは終わり辺りに書いてあり、殆どは近代を牛耳った欧米の戦争や価値観の変遷を詳述する。野蛮から理性ある時代となり、また野蛮となったのが現代。アメリカが世界を牛耳る間は世界は野蛮のままだ。ひと味違う作品だと思った。2022/06/03

しろくまZ

11
著者である倉山満氏の基本的な歴史観が書かれている。キーワードは、ウエストファリア体制。なお、非ウエストファリア国家である米国や中国が幅を利かせ、イスラム原理主義テロ組織ISが活動している現代においては「ウエストファリア体制もクソもない」というのが今の世界情勢であろうか、というのが読後の感想。2015/11/06

こっこ

10
★★★★☆ 倉山氏初読み。日本の「戦後レジーム」はこれまで数多の論客により批判されてきたが、それを世界史的視野から定義づける大局的な論議は、浅学無知な私は寡聞にして知らなかった。本書を読んで、まさに目からウロコが落ちた。「現代世界は、大きな意味では主権国家が並立するウェストファリア体制ではあるが、その中核である無差別戦争観はかなぐり捨てられ、中世以降の聖戦論に回帰している。ヨーロッパ人が世界に押しつけた「文明」の異端児であるアメリカが、現在の世界を支配している」。日本はその潮流を理解できず→2018/12/22

katsusann

9
嘘だらけシリーズを読み終わった後に読んだので、内容的に理解できるものが多かった。当時の状況で日本との比較でかかれている箇所もあり俯瞰して世界の状況が分かる。日本はなかなかの国だったんだなと認識。日本が国際法を遵守して文明国を目指し、しかも厳格に守ろうとしたが故に信頼を得ていったというところに感動した。アメリカが国際法を理解できないというのは驚いた。そこに気づかなかった日本が悔やまれる。文化力は国民全体の問題。自分自身正しい情報を得て判断できるようにならなければならないと気持ちを新たにした。2018/11/24

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