出版社内容情報
もし原敬が東京駅で暗殺されなかったら、「昭和の動乱」は起こった? 「白髪の平民宰相」の実像を詳細に描く渾身の書下ろし1500枚!
【著者紹介】
作家、評論家
内容説明
昭和まで原が生きていたら、日本の歴史は違っていただろう。伊藤博文ら元勲の後継者として、「力の政治」を体現したリーダー。外交官出身で英・仏語が堪能。国際感覚豊かな現実主義者。「平民宰相」の歴史に埋もれた実像を明らかにした、渾身の1500枚!
目次
第1部(大慈寺;戊辰戦争 ほか)
第2部(外務卿御用掛;天津紀行 ほか)
第3部(隈板内閣;新党結成 ほか)
第4部(大正政変;シーメンス事件 ほか)
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
文芸評論家。作家。1960年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。93年『日本の家郷』(新潮社)で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』(新潮社)で平林たい子文学賞、2002年には『地ひらく石原莞爾と昭和の夢』(文藝春秋)で山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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