人間について

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人間について

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569815695
  • NDC分類 114
  • Cコード C0012

出版社内容情報

ドイツの経済学者・社会学者として有名なゾンバルトの未邦訳作品であり、晩年の傑作である『人間について』を、読みやすく抄訳する。

【著者紹介】
日大名誉教授

内容説明

ナチスに睨まれた碩学の遺作、初の邦訳!「人口論」「少子化論」「都市化論」「民族論」「環境論」など、現代人のまさに直面する問題が先見された、驚嘆の一冊。

目次

第1章 人口は何によって増減するのか?(マルサスの人口論の怪;マルサス以後の人口論 ほか)
第2章 人間生活はどこに向かうのか?(人類による大地の征服;人間による地球の改造 ほか)
第3章 諸民族はいかにして成立したのか?(民族の純化と混血、土地の利用;民族形成の諸原因 ほか)
第4章 環境は人間に何をもたらすのか?(ミリュー(環境)論の概要
環境が人間にもたらすもの ほか)
第5章 人間らしさはいかにして形成されるのか?(人の個性を形成する自然と精神について;人の個性は天与のものか? ほか)

著者等紹介

金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務後、広島大学や日本大学などで教授を歴任。現在、著述家、翻訳家。専門はドイツ文学、ドイツ思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

cockroach's garten

21
6月10日読了 元々は400ページ以上の大著であるが本書は第三部の『人間の生成』における主要部分“人口論”“民族論”“環境論”そして人間の個性がどのように生成されるかについて論じている。マルサスの人口論批判から始まるゾンバルトの主張は近代社会での計算至上主義ともいえる客観性を重んじる自然科学への信奉を真っ向から否定し精神科学の重要性を説く。またナチス時代において混血を賛美する(これは優生学への批判)彼の芯の通った主張は実に学究的だ。コメントに続きます2018/06/10

魚京童!

11
ペスタロッチ式の教育方式を用いても生来の愚者を立派な思想家に育て上げることはできない。愚者は生まれながらにして愚者であり、愚者として死ななくてはならない。2014/04/02

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