内容説明
平戸藩主となった安永から天保へ至る六〇余年、田沼意次、松平定信、水野忠邦らの治世を実見し文武に秀で、勝海舟を育てた男がみた幕政の転機。「地方」と「中央」を見据えた外様大名の生き方に学ぶ。
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年東京生まれ。東京都庁にて知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などの要職を歴任。退職後、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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markin
2
この人物、和久田さんの小説にも出てきて、ちょっと気になっていたのだが、もし、幕政にかかわっていたなら、もっと違った世界ができていたような気がする。最後まで、外様は登場できなかったとは、官僚的だ。2012/09/22
須那 雄太郎
1
津山市立図書館2023/07/12
tama-nyan
1
色んな本に登場する松浦静山さん。気になるなぁと思ってた。今回も既に老人でした。老人の静山さんが若き日の勝海舟に語る。なかなか楽しい。家康は鎖国してないのね。江戸城勤務時間は10時~14時!この作家さんもまた読みたい。読みたい本はいっぱいなのに時間がない。 2021/05/01
春
1
読みやすかった。2014/06/08