出版社内容情報
「一」は数字ではなく大地を表すもの、「白人」は中国では透明人間!? など、誰も教えてくれなかった楽しい漢字の授業が始まります。
【著者紹介】
大東文化大学准教授
内容説明
いままで誰も教えてくれなかった、「楽しい」漢字の授業が始まります。「読める」「書ける」だけじゃもったいない!
目次
第1章 「読める」「書ける」だけじゃもったいない漢字(漢字には「霊」が宿っています;「源」には文字通りルーツがあった;「時」はまったく動かない? ほか)
第2章 あの漢字には不思議なドラマがあった(漢字を生み出したのは四つ眼の怪人!?;「笑」に、どうして「竹」がついているの?;おいしいものには「勘」が働きます ほか)
第3章 思いが滲む漢字の教え(昔は誰でも「幸」が怖かった;「仁」から読む、孔子の教え;「言」「云」「曰」…いろいろな言い方がある ほか)
著者等紹介
山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963(昭和38)年、長崎県生まれ。大東文化大学文学部准教授。博士(中国学)。フランス国立高等研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
2
最も画数が多い漢字は龍九つ。 『ゴツ』と読みうるさいという意味。 源は元々さんずい無し。 時は全く動かないもの、今その時を大切に。 筆順どころか形が違っていても良かった。 一とは大地のこと。 殿はお尻のこと。 彦はイケメンのこと。 白人とは無位無冠。 笑と咲は間違って使われた。 匹とは雌雄の番のこと。 莫とは見えなくなるという意味、けものへんが付くとどんな生き物か分からない。 筋斗雲は頭がひっくり返る、宙返りが出来る雲という意味。 植物が芽を出す栄養が毒。 和同開珎を『わどうかいちん』と読むのは間違い。2021/05/12
ssコスモ
1
日本と中国における漢字の成り立ちなど、漢字を楽しむには奥深すぎたが、面白く興味をひかれる一冊でした。水戸光圀の「圀」の文字は則天文字。2025/01/20
犬養三千代
1
龍×9=ゴツ と読み。 意味は うるさい❗2015/10/10
さ
1
江戸時代に漢字を自由に作って意味を当てる遊びがあったという話と、中国語は擬音語や擬態語が少ないということが印象的でした。2015/12/25
あやす
0
面白かったけど、もうちょっと話を砕いてくれたほうがわかりやすかったと思う。漢字はやっぱ面白いです(^-^)(^-^)2014/04/24