出版社内容情報
社会に出て約30年。その間に著者・松浦弥太郎が見つけた、必ず花が咲くしあわせの種をお分けします。あなたの心に植えてください。
【著者紹介】
「暮しの手帖」編集長、COW BOOKS代表
内容説明
心にうつくしい花を咲かせる素敵なアイデアをお届けします。
目次
序章 心の庭をつくりましょう―「今日のベリーグッド」を育てる準備は、こんなことです
第1章 あなたはもっと素敵になれる―一日にひとつでもいいから、小さなしあわせの種を蒔きましょう
第2章 毎日お水をあげて、ときどきは栄養もあげましょう―今日からイキイキできる特別な方法
第3章 あなたはどんな庭をつくりたいですか?―夢見ること、目標を持つこと
第4章 美しい庭のためにできること―頭を使うのではなく、心を使ってみませんか?
第5章 世の中がしあわせの花でいっぱいになるように―つながること、そして一歩踏み出すこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フジマコ
35
今の僕にとって一番心地よい文章を書く人。「すべては自分が蒔いた種」というように、どんな事が自分の身に起ころうともそれは自分が蒔いた種が原因なんだよ、という事。悪い種を蒔いたら悪いことが起こるかもしれない、良いタネを蒔いたら将来良いことが起こるはず…であるなら、人間だから悪い種も蒔いちゃうけどそれより多い良い種を蒔こう!悪い種の花が咲いた時、辛いこと苦しいことが起きたって大丈夫。自分が蒔いた種だと考えれば謙虚になり、それこそ自分をさらに高める学びになる。弥太郎さんは僕より一つ年上の真似をしたい素敵な人です。2014/09/14
ぱんにゃー
24
「素敵な人とは変わっていける人」 OK!あれ、変わった人じゃないの?! 弥太郎さんのさりげない言葉はどれも、簡単そうですごく奥が深いですね。読むだけでなく[行動します]。ありがとうございます。2013/11/01
きいみ
22
しあわせはお金で買えるものでもないし、ある日突然落ちてくるものでもない…冒頭の言葉に思わず頷いた。 自分でみつけた小さな種をまき水をあげ栄養をあげ大切に育てると花が咲く。咲いた花がキレイだと感じる。そういうしあわせだと毎日がきっと穏やかなんだろうな。装丁のピンクのバラの花びらと水墨画のような種や植物の挿絵と松浦弥太郎さんの優しい言葉に包まれて、癒されました。『誰も嫌わない』。「ありがとう」で始まり「ありがとう」で終わる1日を過ごす。2021/10/20
kaoriction@本読み&感想リハビリ中
22
どうやら私は転換期、スランプ脱出、現状脱出…そういう時期に決まって松浦弥太郎本に手を伸ばすようだ。何か を変えたいとき、何か から抜け出したいとき、何か が変わりつつあるとき。無意識に手がいく。今回はこれ。『しあわせを生む小さな種』。いまの私も種蒔き時期。漠然と思っていたので惹かれた。そう思って地道に、地味にでも、日々を重ねる。でも、松浦氏の言葉も生活も、相変わらず簡単なようで実はとてもハードルが高い。七か条も難しい。だからこそ、自分と向き合ういい機会なのかもしれない。心を、大切に生きよう。希望の種蒔き。2021/06/09
のんき
22
しあわせは、どこか遠くにあるのではなく、身近なところにあります。日常の生活の中にあります。食べるしあわせ、歩けるしあわせ、家族がいるしあわせ、友だちがいる、先輩がいるしあわせ、笑える泣ける感動できるしあわせ、空気や水のあるしあわせ、生きているしあわせ。しあわせはあなたの目の前にあるんだよ2017/01/01