出版社内容情報
悪ノ大罪シリ-ズ第2弾。楽曲『悪食娘コンチータ』を元に、この世の美食を極め、さらなる食材を求めた美女「バニカ・コンチータ」を描く。
内容説明
コンチータ領主に女の赤子が生まれる。暗い過去から“食”へ強い探究心を示す彼女だが、自身の夢を叶えるため、ついに悪魔と契約を交わす。それが“悪食娘”の始まりになるとも知らずに―。『悪ノ娘』ノベルシリーズの悪ノP(mothy)が描くファン待望の“悪ノ大罪シリーズ”第2弾!!
著者等紹介
悪ノP(mothy)[アクノPMOTHY]
2008年2月に鏡音リン楽曲『10分の恋』でボカロPデビュー。2010年8月に処女作となる小説『悪ノ娘 黄のクロアテュール』を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
จีนรัก
32
【図書館本】久しぶりのボカロ小説!やはり悪のPとあってなかなか良い作品を書きますね。この「7つの大罪」シリーズはどれもこれも世界観に魅了されてしまいます。特にお気に入りなのは『悪ノ娘』ですね。でも、ボカロ小説の中でも『囚人と紙飛行機』シリーズが大好きです。この感想はここで書きません。表紙絵の女性は悪食で、蟲や愛人までも食べてしまう凶変者。でも、やはり母親とあって自分の赤ん坊は食べたくないと言って食べませんでした。こういうところでも母性本能が表れますね。女は男よりも強いねw何かカマキリを想像しちゃった...2014/07/13
ひー坊
14
面白かった!元々の楽曲『悪食娘コンチータ』も好きだったから余計に。文章も上手になってる(?)し読みやすかった。2022/06/24
あゆか
12
悪ノさんにハマるきっかけとなった『悪食娘コンチータ』。 原曲の設定((改)も含めて)にすごく忠実で大罪シリーズの解釈の道が開けた感じがして良かった。 ただ、原曲を知らなかったり、ほかの大罪や悪ノ娘のノベルを読んでいない人には、マニアックすぎて多分分かりにくいし、描写がグロテスクなシーンもあるので注意かも(;´Д`)2013/09/24
ジャック
9
楽曲が大好きなので読むのがとても楽しかったです。バニカ様がゲテモノを平気で食べるような魔女なのに人間らしさがあるところが悲しかった。赤い靴のパレードも好きなので単語が出てきて嬉しかった!次の作品も楽しみに待ってます!!2014/07/23
グーミリア
5
怖い。でも悲しい話。大罪の悪魔、なくなってほしい。2014/09/26