出版社内容情報
「原発安楽死論」とは何か。元資源エネルギー庁、電力の裏の裏まで知り尽くした著者が語る、最速の脱原発論。
【著者紹介】
東京財団上席研究員
内容説明
原発推進派・反対派の双方から多数のバッシングを受ける著者はある時、過激な推進派と過剰な反対派の間に共通点を見出した。それは、「すべての課題をテーブルに載せずして『稼働だ』『反対だ』と叫び、相手からの鋭いツッコミには返す言葉を持たない」ということ。本書は、原発にまつわるすべての課題をテーブルに載せることを目指し、様々な視点から客観的に、冷静にこの問題を考察する。将来的には脱原発する運命にある日本が選択すべき現実的な道とは―?資源エネルギー庁にいた著者が独自の「原発安楽死論」を展開する。
目次
第1章 消費税増税分がみる間に吹っ飛ぶ(悪夢のシナリオ;一日一〇〇億円超の国富流出、その仕組み ほか)
第2章 原子力規制委員会のナンセンス(国家破綻前の停滞;活断層狩り ほか)
第3章 中国、韓国が小躍りする日本の原発停止(一〇年三億円で日本の原発技術者を引き抜く;なぜ中国は原発開発を急ぐのか ほか)
第4章 電力自由化の落とし穴(電力「不」自由化、そして値上げ;バラ色の改革案の実態 ほか)
第5章 原発安楽死シナリオ(原子力嫌いのDNAの裏で;敗戦とオイルショックで得た学び ほか)
著者等紹介
石川和男[イシカワカズオ]
1965年生まれ。1989年東京大学工学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。資源エネルギー庁にて石炭、電力・ガス、再生可能エネルギー、環境アセスメントに、他局にてLPガス保安・高圧ガス保安、産業金融、消費者信用など諸政策分野に従事、2007年退官。2008年内閣官房企画官、内閣府規制改革会議専門委員、2010年内閣府行政刷新会議ワーキンググループ委員を歴任。現在は政策研究大学院大学客員教授、NPO法人社会保障経済研究所代表、霞が関政策総研主宰などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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