出版社内容情報
初音ミクが女子高生だったら……胸キュンボカロ小説『桜ノ雨』シリーズの番外編です! ボカロキャラたちの青春を「花火」をモチーフに描く。
内容説明
幼馴染の蓮(レン)と鈴(リン)は、部活に、進路に、恋に、悩みながらも成長していく。さらに、ハル先輩を想い続ける未来(ミク)が、ついにドイツへ!?『桜ノ雨』シリーズ第三弾!!スピンオフ作品として登場!『桜ノ雨』のキャラクターたちが織り成す珠玉の青春ストーリー!
著者等紹介
halyosy[HALYOSY]
ボカロP、歌い手。2008年2月に初音ミクを使用した卒業ソング『桜ノ雨』を制作。自身が立ち上げた「桜ノ雨プロジェクト」により、『桜ノ雨』を合唱できるように支援している。ボカロ曲だけでなく、数多くの楽曲提供を行っている
雨宮ひとみ[アマミヤヒトミ]
脚本家、小説家。雑誌編集者を経てフリーの文筆家となる。脚本、小説、漫画制作、ゲームやドラマCDのシナリオなどを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旱
23
桜ノ雨本当にいい!2020/03/29
白雪ちょこ
17
小説「桜の雨」のスピンオフ作品だったとは知らず、この巻から手に取ってしまった。 内容に至っては、「桜の雨」の続きとも言えるが、ここから入っても十分に楽しめる内容。 主人公の蓮の他、ロロ、未来、それぞれの視点で描かれる、春夏秋冬の青春と恋物語。 キラキラと輝いているが、今後の未来や進路にぶつかり合い、特にリンレンカップルに至っては、恋人同士のぶつかり合いや高校生だからこその、若々しい怒りなどなど。 美しい挿絵とともに描かれていて、だからこそ最後の決断のシーンは、どこか切なさが感じた。 次巻も気になる。2023/01/13
まんがジジィ
10
『桜ノ雨』3巻のお話し。「謎はすべて解けた」(^^) 先に4巻を読んだときは苦労しました。 "夏"の物語でレンとリンのすれ違いの話しは男の子の言葉足らずの行動に自分の至らない若い頃を思い出しました。。(;_;)「男性ならわかると思いますよ」2017/03/04
鑑真@本の虫
6
【愛するピアノ曲が!】『桜ノ雨』シリーズ三作目、スピンオフ。 今回は、三年生になった蓮と鈴を基軸に、その後が描かれる。 個人的に一番嬉しかったのが、バッハ作曲のパルティータ第二番の登場。 元々は、パルティータはソナタとセットのヴァイオリン曲だが、ブゾーニ編曲のピアノ曲がある。 私はこの曲が大好きなので、物語のキーに使われて嬉しかった。 最高難度と言われる曲の一つだが、いつかピアノで弾いてみたい。 今回は青春を想わせる甘酸っぱい話が多く、とても楽しかった。 ミクとハルは本当に良いカップルだと思う。2014/03/14
なぎ
4
やはりロロは竜宮さんに限る!!ろろ大好きなだけあって春のエピソードすごく嬉しかったです。何だかんだ言ってレオ先輩と仲良くなってて微笑ましいです。そして衝撃の鈴蓮…。この2人が今回のメインですが、青春してるなあ…と思いつつも辛い部分も見えてきて現実味があります。この本はどんな人物でも何かを求めて目標に向かって、読んでいると自分も頑張らなきゃという気持ちにさせます。未来も、鈴蓮も、みんな頑張ってます。やっぱり最高級でした。2013/09/08