「反日プロパガンダ」の読み解き方―歪められた歴史認識を正すために

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「反日プロパガンダ」の読み解き方―歪められた歴史認識を正すために

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569812793
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0030

出版社内容情報

中国・韓国、はたまたアメリカのメディアまでが、事あるごとに繰り返す「日本の右傾化」なる宣伝。その情報操作のカラクリを読み解く。

【著者紹介】
明治学院大学教授

内容説明

「反日プロパガンダ」が近現代史のなかでどのように行なわれてきたのか、主権国家が伸張していくなかで必然的に起きた「反日プロパガンダ」を過去どのように克服してきたのか、あるいは克服することができないまま現在にまで引きずっているかを読み解いたうえで、日本国民がどう対峙していったらいいかについても考える。

目次

序章 いまここにある「日本の危機」
第1章 政治目的達成の強力な武器「プロパガンダ」の歴史
第2章 日露戦争に学ぶ親日世論のつくり方
第3章 日露戦争後の米の「反日」世論に挑んだ人々
第4章 プロパガンダ戦の敗北が招いた大東亜戦争
最終章 「反日プロパガンダ」と戦うために

著者等紹介

川上和久[カワカミカズヒサ]
明治学院大学教授。1957(昭和32)年、東京都生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学大学院社会学研究科社会心理学専攻博士課程単位取得退学。東海大学文学部助教授等を経て現職。専攻は政治心理学、戦略コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぽん教授(非実在系)

2
よくある右系の本……と思われるようなタイトルであるが、著者が東大の院を出た社会心理学の教授であり、言っていることの信ぴょう性や学術的解説が豊富であるため内容的には穏当。 そのようなすぐれた内容であるだけに、タイトルを見てキワモノだと思って買わない人も多いのではないか?と思うと実にもったいない。2013/10/10

しろくまZ

1
著者は政治心理学・メディア論研究をしている大学教授。遡ればカエサルの時代からプロパガンダは存在し、それ以降もフランス革命、アメリカ独立戦争、南北戦争、米西戦争、WWⅠ、WWⅡ、ユーゴ紛争、湾岸戦争と数えればきりがない。時代、地域に関わらず、戦争・争いとプロパガンダは常に一体であったという事。日本に関しては、日露戦争後以降は一人負け状態が継続中。著者の言う通り、プロパガンダ戦は永久に無くならないだろうし、平時におけるプロパガンダ戦に完敗してしまうと、武力による戦闘の前に亡国の憂き目に遭うのは想像に難くない。2015/01/27

RyoShun

0
レシーテリヌイ捕獲事件:中立国の芝罘港に遁走したロシア駆逐艦レシーテリヌイ(240トン)を、翌日に日本海軍が同港へ進入して拿捕・曳航した事件2016/02/17

まゆまゆ

0
戦後植え付けられた自虐史観、侵略戦争説は本当に正しかったのか。戦時中、外国が放つプロパガンダに自国のマスコミが乗っかり、世論が形成されていった過程を詳しく分析している。反日の声はなくなることはないことを前提として、真実を知ろうとする事が大切である、と。2013/09/18

Fumi Kawahara

0
結局は中国のあの反日言論は、戦勝国側のプロパガンダがほったらかされて回収されていないってとこにあるんだな~、と。中国人のさも賢そうな顔と調子のいい甘言にのり、なぁに、もう4年も日本は中国とやりあってんだから、すぐにカタがつくさ♪と侮って首を絞めにかかったのが運の尽き。哀れ、日本との戦争に勝ちて極東の災厄を背負い込むハメに。現在、米国バブル崩壊から欧州金融危機、戦前と似た状況で、かつての日本の様に中国と敵対的立場で向き合う米国w さて、日本をぶっ叩いて作ってしまったツケの支払い時期がやってまいりましたとさw2013/08/20

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