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プロ野球 コンバート論

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569811932
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

コンバートという人生の大きな岐路に立つプロ野球選手は、この“職場異動”をどうとらえ、どう活かすのか。野球ノンフィクションの傑作!

【著者紹介】
ノンフィクションライター

内容説明

ポジション転向、この男たちの決断を視よ!コンバートは選手の人生にどんな影響を与えるのか?チームにもたらす効果は?成功するポイントは何か?コンバートで成功した現役のスタープレイヤーから往年の名選手、コンバートを主導したGMや名監督までを描く野球ノンフィクション。

目次

第1章 「退路を断たなければ失敗する」プロ野球史上最初の成功例となった男―高田繁
第2章 「ピッチャーは消しました」外野で蘇った“野獣”の軌跡―糸井嘉男
第3章 「人生、何があるかわかりません」走れる捕手兼内野手―田中雅彦
第4章 「内野と外野を区別しなければいい」基本を捨てて己を貫く生き様―小谷野栄一
第5章 「ぼくはまだ死ぬほど野球をやっていない」13年目で開幕スタメン三塁をつかむまで―森野将彦
第6章 「自分から人事異動を直訴したんです」ドラフト外投手から史上最多出場遊撃手へ―石井琢朗
第7章 「コンバートは選手を生かし、チームを強くする」すべては高橋慶彦から始まった―古葉竹識
第8章 「新しいことを始めるのにトシは関係ない」投手、野手、投手のしなやかな生き方―遠山奬志

著者等紹介

赤坂英一[アカサカエイイチ]
1963年広島県生まれ。法政大学文学部卒。日刊現代のスポーツ編集部で長年プロ野球取材を担当し、2006年に独立。スポーツを中心に人物ノンフィクションを執筆する気鋭のライターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

19
コンバートで成功した選手を取り上げながら、コンバートについて語る一冊です。高田GMや古葉監督のようなコンバートを画策した側からも書いているのは良かったです。チームのニーズというタイミングと本人の意識というのが印象に残りました。2025/02/10

おくりゆう

11
「2番打者論」や「プロ野球二軍監督」も面白く、好きなライターさん。近年の代表例である糸井選手に、大学時代バッテリーを組んだ走れる内野兼任捕手、田中選手、ユーティリティを経て三塁にたどり着いた小谷野選手と森野選手の考え方の違いなど、この著者の取材対象の取捨選択センスは個人的にとても好みです。自らも経験し、糸井選手のコンバートにかかわった高田GMに、古葉監督、石井琢郎コーチ、遠山コーチなど視点の多彩さと構成力も魅力的。2013/05/12

6だ

10
本書では外野→内野、投手→野手等のコンバートに成功した選手やさせた首脳陣達の証言から、その成功理由を焙り出そうとする。 観戦やゲームだけで野球を語ると守備位置変更位は簡単に思えるが、実際は二塁と遊撃や右・左翼と中堅程度の近い位置での変更でも大変な困難が伴う。それを乗り越えた成功者に共通しているのは「一日でも長くプロ野球選手でいたい(いさせたい)」という想いのようだが、その想いに至る過程やその表現・態度も各々異なり、コーチや監督の理解・協力も影響する。そうしたエピソードは各々が興味深く、読み応えがある一冊。2013/11/08

k

8
糸井や森野などコンバートによりポジションを変わっていまでも現役で頑張る選手や活躍できず引退してしまった選手など。コンバートされた理由やタイミングは違えど成功するためには、過去を忘れて一からやり直す努力と周囲の支えが大切。現役時代の石井琢朗を進藤のエピソードも興味深かった。 2014/08/10

由崎悠

6
どうやって糸井を指導するか悩むコーチが、犬の飼育本読んで「叱るより褒める」ことに気付くエピソードで吹き出した(笑)。コンバートした選手の話は面白く、特に森野の話が良かった。2013/05/11

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