出版社内容情報
現代を代表する名経営者であるセブン&アイグループ総帥の名言から、その経営論を読み解く。セブン‐イレブンの強さの秘密がわかる!
【著者紹介】
ジャーナリスト
内容説明
業界の草分けであり、今なお圧倒的な業界ナンバーワンであるセブン‐イレブン。その創業者であり、巨大流通グループ・セブン&アイグループのトップである鈴木敏文氏の鋭い視点は、まさに今までの見方を180度変えてしまうような「逆転発想」と呼ぶべきものばかりである。本書はそんな鈴木氏の名言から、「鈴木流経営学」の真髄を解き明かしていく。
目次
第1章 鈴木敏文「逆転の発想」を語る
第2章 鈴木敏文「時間軸の発想」を語る
第3章 鈴木敏文「人間の真実」と「成功の法則」を語る
第4章 鈴木敏文「顧客の真実」と「成功の法則」を語る
第5章 鈴木敏文「伝え方の真髄」を語る
第6章 鈴木敏文「情報の活かし方」を語る
第7章 鈴木敏文「チーム力の高め方」を語る
第8章 鈴木敏文「生き方」を語る
著者等紹介
勝見明[カツミアキラ]
ジャーナリスト。1952年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部中退。フリーのジャーナリストとして経済・経営分野で執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
46
【TP1305】現在、株式会社セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長の鈴木敏文の逆転の発想を彼の言葉から追いかける◆セブンイレブンが一人勝ちしているのは、やっぱり普通ではない発想から生まれた経営戦略なんだろうと思わせる内容。正直な話、鈴木敏文あってのセブンイレブンなんだろうな。この方の突出した仕事脳から生まれる発想をキチンと受け継ぐものはいるのだろうか。◆『みんなが賛成することは失敗し、反対することはたいてい成功する』『問題意識は世の中に流布される情報を鵜呑みにしないことから始まる』2018/03/04
平ちゃん
6
小売業はどこもかしこも今や苦境に立たされている。昔ながらの品ぞろえ販促手法に相変わらず頼りきり、顧客の変化についていけず前年割れ。そんな 中で売上を伸ばしているのがセブンイレブン。常に時代を先取りし、淹れたてのコーヒー・ドーナッツを取り入れ販売し、顧客の支持を得ている。そんなセブンイレブンの会長が書いたセブンの秘密が書かれた本です。経営者でなくとも日々の仕事のヒントがもらえる本です。 お勧め度☆☆☆☆(~Max☆5)2015/12/28
蘇芳
1
ニュースを機会に。テレビでよく経営戦略の特集を観ていたので、おさらいもかね、ざっと見のため新書で読む。そりゃそうだと思うことが多かったのは読み手の自分が消費者側だからだろうなあ。経験を積んでから読み直してみたい一冊。2016/04/27
kamekame
1
ふむふむ。なるほど。セブンの原動力は、この人にあったのか。負け組みは、新たな戦略を組まないとかなわない。しかし、鈴木氏が勇退された後この精神は引き継がれるのかどうか。不確定要素は潜んでいる。2014/08/26
レーモン
1
最近は、刺激のある内容の本が多くなっているように思う。それだけ、読者は、斬新で毒のある内容を求めているからだろうか?この本を読んでいて、いい刺激があるなぁと思うけど、特に斬新な感じはありませんでした。そうだよなぁと思うくらいのものです。しかし、これを実践するのはいかに難しいことか。本を読んで満足し、実戦できない人は、いつまでたってもこういう本に翻弄されるのでしょうね。そういう編集者の想いが伝わってきて、負けないぞとパワーをいただきました♪2013/06/23