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40歳以上はもういらない

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569810034
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

出版社内容情報

若者はいま何を考え、日本をどう見ているのか? 20代から30代の気鋭の学者、起業家たちを直撃。田原氏が見た若者たちの真実とは。

【著者紹介】
ジャーナリスト、評論家

内容説明

バブルを知らず、「失われた20年」のなかで不況とともに生まれ育った30歳前後。彼らがいま、日本を動かす新たな原動力として台頭しつつある。火炎瓶を投げずにどうやって「社会を変える」のか?「大金を稼ぐことに興味はない」というその生きがいは、いったい何なのか?ソーシャルビジネスからシェアハウスまで、注目を集める論客8人を直撃取材。この国の未来をなぜ「いまの若者」に任せられるのか。

目次

1 「ブルドーザー主義」はもう古い×荻上チキ
2 「いい仕組み」を行政にパクらせる×駒崎弘樹
3 「戦後日本」が紛争地に与える希望×瀬谷ルミ子
4 ソーシャルファイナンスで貧困層を救う×慎泰俊
5 ほしいのはお金じゃなくて、仲間です×高木新平
6 若者を搾取する「ブラック企業」×今野晴貴
7 日本は「特殊な国」のままでいい×古市憲寿
8 新憲法で日本人の「気風」を変えよ×東浩紀

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て、フリージャーナリストとして独立。『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』(テレビ朝日系列)では、生放送中に出演者に激しく迫るスタイルを確立し、報道番組のスタイルを大きく変えた。活字方面での活動も旺盛で、共著も含めれば著作は100点を超える。現在もテレビ、ラジオのレギュラー、雑誌の連載を多数抱える、日本でもっとも多忙なジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

65
日本型雇用形態(新卒一括採用・年功序列・終身雇用)はもう破綻した。90年代初頭まで国際競争力1位だった日本は2012年には27位(2014年21位)。他の国の企業の作る製品の品質が向上し、人件費も安い為、日本企業の国際競争力が落ちてきている。この本は田原総一郎氏とバブル崩壊後に生まれた30台前後の8人の論客との対話集。ソーシャルビジネス、NPO,武装解除、シェアハウス、ブラック企業問題・・・自分たちの手で世の中をよくしていこうとチャレンジを続ける若者世代の話に希望が持てる。2015/03/31

mura_ユル活動

38
図書館本。予約待ちでやっと手元に、次予約者がいるのですぐ読んだ。2013年5月発行。タイトルだけで借りてしまった。「40歳以上は・・」はこの本を売るためだけの題名だとわかる。40歳定年制、既得権益を守る勢力とあるけれど。国や政治家はあてにならない時代。「81世代」をはじめとした若手論客や企業家8人と田原さんの対談。月刊誌「Voice」に連載されたものをまとめたもの。もの心ついた時には不況だった世代。弱者に対し資金を集めるなどのソーシャルビジネスを行っている対談者が多い。古市さんと東さんの対談は有益だった。2013/10/20

ヨータン

11
タイトルと内定は全然マッチしなかったのですが、いい本でした。肩ひじ張らずにでもきちんと自分のやりたいことを実現している若者との対談は清々しかったし、日本の将来に希望を感じました。2014/02/17

ちくわん

10
【良書】なんとも衝撃的なタイトル。田原総一朗氏と1971年~87年生まれの8名の対談。40歳未満のバブルに染まっていない日本人が、現在・未来あるいは過去をどのように考えているかを田原氏が巧みに引き出している。「金・出世・車・家」と物欲にまみれた人間達が、20年間で日本を美しく「なく」した。本書を読んで、私は8名に代表される40歳未満のよい日本人に協力できる40歳以上でありたい。今野氏の「ブラック企業」はまだなので早めに読んでみたい。2018/07/29

ミズグ

8
最後に東さんのパートで、福沢諭吉がやろうとしたように「気風」を変えることが「インテリ」の果たすべき役割だとまとめがあった。一方で本書では、今の若手論客の見近なところから社会問題を拾い上げ一つひとつ解決策を提示する事例が紹介される。 そのような活動に否定はしないが、大それた意見や発言も聞きたいという。ある意味で小さな現場だけを見る、楽なやり方でなく自分のなかにある「思い」や「偏り」に対して責任を持たなくてはいけないと。。 チェルノブイリ本発売前に読めてよかった。面白かった。2013/06/14

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