出版社内容情報
現代から古代へさかのぼって読むだけで、歴史の「なぜ?」がスッキリわかる! 学校の授業や教科書では味わえない新しい世界史。
内容説明
現代から古代へ。なぜ、あの事件は起きたのか?逆から読むと歴史の「なぜ?」がスッキリわかる。
目次
第1章 地球規模化する世界 21世紀から20世紀へ―なぜ、世界紛争と世界大戦は起きたのか?
第2章 欧州列強による世界制覇 19世紀から18世紀後半へ―なぜ、欧州は植民地を求めたのか?
第3章 大航海時代と変革する欧州 18世紀前半から15世紀へ―なぜ、宗教改革と大航海時代は生まれたのか?
第4章 一体化する世界 14世紀から9世紀へ―なぜ、東の世界と西の世界はつながったのか?
第5章 世界宗教のはじまり 8世紀から前1世紀へ―なぜ、ユダヤ、キリスト、イスラームの宗教は広まったのか?
第6章 最初の支配者たち 前2世紀から古代文明へ―なぜ、文明は生まれ、そして世界は広がっていったのか?
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年、東京に生まれる。立教大学文学部史学科卒。東洋史学を専攻。在学中に中国の山西大学に留学。卒業後、旅行代理店勤務を経て、出版社で歴史雑誌の編集に携わる。現在は歴史作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
14
逆さ日本史は良かったなぁ。 で、こちらは逆さま世界史。 難しい。 そもそも日本1ヶ国だけでも 大変なのに世界の歴史なんて。 まぁ、タイトルと まとめだけでも 勉強になりそう。 って、なってへんのかぁ〜い。2017/03/02
むとうさん
6
世界史の教科書というと大体人類の誕生→オリエント世界から始まって…という風潮に異を唱えるべく書かれた本…というと大げさだが、トピック毎に結果→原因という順番で解説することで、歴史の因果関係、大きな動きを見やすくしたいという意図の本。ヴェルサイユ体制が第2次大戦を引き起こしたといったよくあるものから、フランス革命は火山噴火が原因だったといったチョット珍しいものまで。特に因果がハッキリしている近代以降に関してはこういった整理の仕方は良いね。高校世界史の教科書がこうだったら…という想像をしてみたり。2013/07/30
Masato Hayakawa
3
世界史を現代から過去に遡る歴史本。2018/05/31
菅原 亮介
2
近現代からさかのぼって読む作業は新鮮であった。1冊で世界史を概観しているので、取り上げている歴史事象が少ない気がする。しかし、スカスカな印象を補う形で参考図書を項目ごとに記載しているので、より深く知りたいときに読書案内として使える。2013/04/11
Yuri Mabe
1
図書館で何気なく借りてとてもいい本だったので購入。逆さまの名のごとく、ある時事問題の原因は何か、ではその原因は何か、とつなげて理解できるのは結構新鮮で頭の中の歴史の整理になる。各項目のヘッドラインと冒頭を読めば概要がわかるのもいい構成だと思う。2019/09/30