PHP新書<br> 八重と会津落城

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八重と会津落城

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569809090
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0221

出版社内容情報

兄・覚馬を師と仰ぎ、会津藩の武士道のなかで、たくましく力強い女性に育った山本八重。生涯自分の可能性に挑み続けた力の源をたどる。

【著者紹介】
作家

内容説明

夫・新島襄から「ハンサムウーマン」といわれた八重の原点は会津にあった―。凄まじいほどの団結力を発揮し、薩長政府軍を相手に、死闘を演じた会津藩。不安と混乱のなかで、会津の女性たちがとった行動には、現代人の心を打つものがある。主君・松平容保の義姉・照姫を中心に数百人もの女性が篭城し、一糸乱れぬ戦闘を続け、特に八重は最新式のスペンサー銃で、土佐兵に壊滅的打撃を与えた。炊事、洗濯、看護、弾薬製造など多方面で藩を支えた女性たち。会津で懸命に生きた若き日の八重らを追う。

目次

第1章 八重の家族
第2章 動乱の京都
第3章 幕末てんやわんや
第4章 奥羽鎮撫総督府
第5章 白河は奥羽の咽喉
第6章 空白の三ヶ月
第7章 母成峠敗れる
第8章 会津城下の戦い
第9章 もはや勝利なし
終章 八重の回想

著者等紹介

星亮一[ホシリョウイチ]
1935年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒業。日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て独立、歴史作家の道を歩む。東北史学会会員、日本文芸家協会会員。『奥羽越列藩同盟』(中央公論社)で第19回福島民報出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

59
この本は八重の話というより会津藩から見た幕末という感じがした。しかし八重さん鉄砲を使いこなして敵兵を食い止めるとか凄いなぁ。逆に明治以降の八重の話も知りたくなった。2013/01/19

とりべえ

3
大河ドラマの影響でしばらくは会津関連の書籍を読み漁ることになるかもしれない。とても興味深く読めたが、この本にはぜひ当時の会津周辺の地図を付けて欲しかった。2013/04/25

本棚の旅人

3
涙無しには今年の大河は観られない(;;) 小学校の時、「白虎隊」を観て会津若松に連れて行ってもらったのを思い出します。もうあれから四半世紀たつんだなぁと。。。ドラマで興味を持った方はぜひ関連本を読んで欲しいと思います。 時代の激流を生きた人々の姿勢! 「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」2013/02/26

中島直人

2
幕末における会津藩の苦闘を八重の視点を通じて語る物語。政治的な推移も丁寧に描かれており、非常に分かりやすく読み易い。2013/06/14

なあちゃん

2
すでに、TVドラマの俳優の顔を思い浮かべてしまう。 八重が女だったからこそ、生き延びて、明治以降活躍できたのかもと八重の兄弟たちの最後を知るにつけ思う。2013/02/21

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