出版社内容情報
5年育て、10年で「巣立たせる」。 そして上司も成果を手に入れる! キャリアアップ志向の強い若手を上手に扱う、眼からウロコのマネジメント術!
【著者紹介】
同志社大学政策学部教授
内容説明
今の若者は、自分らしいキャリアを積むのが当たり前だと考えている。ある仕事で能力を高めたら、転職・独立してさらなる成功を目指す。そんな彼らを入社後3年で一人前に育て、10年で「巣立たせる」。その間の働きで上司も成果を手に入れる!キャリアアップ志向の強い若手を活用する、眼からウロコのマネジメント術を紹介。
目次
序章 人事改革、先送りのツケ
第1章 上司の勘違い
第2章 変わる若者意識と不幸なミスマッチ
第3章 転職・独立を前提にした人材活用
第4章 「巣立ちのパワー」を生かせ!
第5章 「自立能力」はどうすれば身につくか
第6章 部下を羽ばたかせる上司が成功する
著者等紹介
太田肇[オオタハジメ]
同志社大学政策学部教授。1954年兵庫県生まれ。公務員を経験の後、三重大学、滋賀大学を経て現職。専門は組織論。個人を生かす組織・社会について研究。著作のほか、マスコミでの発言、講演なども積極的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
314
日本の終身雇用制度のようなものがいかに人材を縛り付けて、腐食させているのかがわかった。そういう会社ではなく出入りの激しい会社の方がいいところがあるんだなと知った。2016/12/06
手押し戦車
10
将来の独立や転職に役立つ能力やスピンアウトする人の割合や円満退職が出来るかを教える。学生は就活で会社への忠誠を懸命にアピーったお見合いか下手な芝居をしている。本音に触れない採用ほど人に不幸な結果をもたらす。一人ひとりが自立出来るように外部から大きな仕事や成果を挙げたら仲間同士喜び合い若者のエネルギーを満タンにして野心満々の向上力を上げて自分の夢の後押しをする。一日でも早く夢に向かって巣立ちを出来る様に後押しをして部下を一人でも多く羽ばたかせるのが上司や経営陣もっと大きく組織の役割でもある。2014/11/19
山口 健俊
3
内容的には共感できるところもあり、「うん。うん。」と言いながら読める本でした。 他の人も書いているように、共感できる部分も多く、論理的にも「その通り」という流れですが、根拠情報が曖昧だったのがやや残念。 でも、厳密な論文でも無いので、これでもいいかな? 多分、内容的に間違いは無いと思う。これも感覚的にですが。 一度読んでも損は無い本多と思います。2013/01/21
こうじエムファイブ
2
1.ポストが空けば次のモチベーションにつながる。 個人の成長と、新しい風の導入。 そのためにはシステムとして 会社がある程度軌道に乗ってなければ優秀な人が辞めるだけで ぼろぼろになる可能性も高い。 2.人は入れ替わるのに、なぜ強豪校が毎年よい成果をだしつづけるのか。 将来に大きな夢を持たせそのために今何をすべきかを理解させる指導を行っている。見てる目線の違い。2014/02/01
koback
2
「二・六・二の法則」が真理ならば、確かに下位2割を切り捨てるよりも、現状構成を維持するよりも、上位2割がスピンアウトする会社の方が成長するという論旨は説得力がある。「二・六・二の法則」が普遍的な法則なのかどうかの検証はされていないが。。2013/01/07
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