出版社内容情報
プレファッチオ（序曲）という名のフィナーレ！ 累計50万部突破の『悪ノ娘』シリーズついに完結！ すべての謎とすべての真実が明らかに。
内容説明
「悪ノ娘」―ルシフェニア革命以降、エヴィリオス地方を騒がせた様々な事件。これらの裏に隠された真実を知るため、ユキナとカイルはそれぞれの想いを胸に祖国・マーロンへと向かった。挿絵＆キャラクターデザインは壱加、表紙はゆーりん＠北乃友利が担当！口絵＆ピンナップには吉田ドンドリアン、電鬼、初、憂、オサム、ＧＡＮ、ばたこなど、豪華絵師が勢揃い！「悪ノ娘」のみならず「大罪の悪魔」に関わる謎に迫るシリーズ完結編。
著者等紹介
悪ノＰ（ｍｏｔｈｙ）［アクノＰＭＯＴＨＹ］
ＶＯＣＡＬＯＩＤを使用した楽曲制作を手がけるプロデューサー。２００８年２月２８日に『１０分の恋』をニコニコ動画に投稿しデビュー。２０１０年に自身の楽曲『悪ノ娘』『悪ノ召使』を基にした小説『悪ノ娘―黄のクロアテュール』にて小説家デビューを果たす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひー坊
19
『悪ノ娘』としては、完結。他の大罪に関する話も掘り下げて欲しいなあ。原罪とかね。単純に知りたい。2021/12/12
白雪ちょこ
11
ついに、悪ノ娘シリーズ最終巻。 完結ということにはなっているが、悪ノ大罪シリーズへ続くような形となっているため、ますます面白さは倍増。 オリジナリティも溢れており、悲しく、グッと苦しく、涙しそうになる場面も多々あった。 あの時の彼らの想いは。そして、彼女はどう思っていたのか。 ぜひ手にとって体験してほしい。
あゆか
10
最後の最後で謎がさらに深まった気がする。まぁ、こんなに広がった物語をさらっとまとめちゃうのもつまんないけど。発売直後にヴェノ公を1回読んだけど時代が違うからか謎が解けた気はしなかったんじゃないと・・・(;´Д｀) 今年中にコンチータが出るらしいので期待。2013/07/20
ベル@聖川
8
最後にリンレンが出てきてくれて一気にテンションが上がった。 何となく大罪シリーズへの布石みたいなのもあったし、次はヴェノマニアを読めばいいのかな。悪ノPさんの世界観大好きだ。2016/06/30
堂上飛鳥
6
悪ノ娘の完結巻！ユキナ視点で物語は始まる。ー悪とは一体なんなのだ？ー本当に悪いのは誰なのか。自分か。それとも…。カイルの台詞で悪について考えさせられる。結局誰が悪の因果の始まりなのか？私にもまだ分からない。アレンの「姉さんたちに、助けてもらうことにしよう」の台詞の後に、本当の姉リリアンヌと、腹違いの姉ネイと、血の繋がっていない姉ジェルメイヌの三人が、アビスｉ.Ｒを倒すところが好き。最後のー「悪」の因果は終わらないーのところは、本当にゾクッときた。2012/04/19
